2021年2月にリリースされ、メモリアルな楽曲となったYoung Coco&Jugg Nino「FENDI」のMVが公開された。
Young Coco & Jugg Nino - FENDI
[prod by Junior Chef](Official Music Video) 🈁❤️🔥😈https://t.co/3tGj047Qw7 pic.twitter.com/VjULYzbPYh— Young Coco (@Coco_137_jpn) June 2, 2021
「異世界にある2人の隠れ家」がコンセプトの本作は、全編CGで制作されている。
楽曲リリース時の記事はこちら
全編CGのMVで共演が実現
6月2日夜に公開された「FENDI」のPVは、CGアニメで作成されている。
ナイトクラブ、バー 漢方屋などが立ち並ぶ路地裏での前半パートは日本のようでも、Jugg Ninoの故郷のベトナムのようでもある。
0:14~にJugg Ninoのキャラクターの背後に確認できる「19923 A25」は何を意味しているのだろうか。2019年には楽曲の制作をしていたというから、もしかしたらレコーディングをした日などの意味があるのかもしれない。
ちなみに0:26に写る看板は歌舞伎町のものだ。
シーンが進んでいくと、2人は「DOG CLUB」へ足を踏み入れる。
厳重な入り口を越えるとパトカーと現金輸送車らしき車が現れ、さらに先に入るとパトカーは燃やされている。
Put da FENDI on my bitch
Diamonds on my reign
Diamonds on my chain
VVS on my body
Bitch I feel like Johnny Dang
というhookの通り、高級車とダイヤ、カネとゴールドでフレックスというわけだ。
HAZE WAVE FILMSが制作
Young CocoとJugg Ninoの最初で最後の共演を彩ったのは、Jin DoggやYoung CocoのMVを多く手掛ける「HAZE WAVE FILMS」だ。
ダークだったり、アシッドな映像が得意なチームという印象が強かったがCGアニメというアプローチは意外だった。
タイトルのFENDIやGucciといったハイブランドの名前は、その高級なブランドイメージとは別の意味を持ってスラングとして使われる。
FENDIの場合は真実、とか本物、マジといった意味を持つ。
2人のFENDIなラッパーの楽曲が映像作品として残ることは、ファンにとっても嬉しい。
▽「FENDI」Young Coco&Jugg Nino