【16年かけた最高傑作】PERSIA待望の1stアルバム「現代芸術I」をリリース!

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名古屋をレペゼンするHIPHOP/レゲエアーティスト・PERSIAがファン待望の1stアルバム「現代芸術I」をリリースした。

今作は、完成までに16年もの年月をかけて完成させたというPERSIAの集大成的ともいえるアルバムだ。広い交友関係を持ち、様々な世代からリスペクトされているPERSIAだけあって、本作の客演もかなり豪華になっている。客演にはJin Dogg、変態紳士クラブ、VIGORMAN、ジャパニーズマゲニーズらHIPHOPシーン最前線で活躍するメンバーが揃っている。

5月31日には本作収録曲「PERSIA - Highway Skrrr [Prod.Mozai9 Lee]」のミュージックビデオがYouTubeに公開されている。同曲はメロウなビートに、PERSIAの歌唱スキルを合わせた魅力的な楽曲。一度この楽曲を聴けば「あっちゅう間に」PERSIAの魅力にとりつかれること間違いなし。

今回のアルバムは、HIPHOPの要素やレゲエの要素だけでなく、往年の歌謡曲やJ-POPの要素も取り込まれており、デビューアルバムではあるもののPERSIAのその豊富なキャリアの蓄積を感じられる作品に仕上がっている。

【Track List】
1.Venom Fang (Prod.Rare groove)
2.土還り (Prod.Never Child)
3.幻影 feat.Jin Dogg (Prod.GeG)
4.Cali Weed&Hennessy feat.ジャパニーズマゲニーズ (Prod.Rare groove)
5.PE RU YAMA (Dr.Beatz)
6.Uber... (Prod.MEDZ)
7.Back in the days part.2 feat.変態紳士クラブ (Prod.GeG)
8.舞浜 (Prod.GeG)
9.ROLL UP (Prod.774)
10.Ses (Prod.juta squtnik a.k.a stnfsk)
11.遊び疲れ feat.VIGORMAN (Prod.774)
12.Highway Skrrr (Prod.Mozai9 Lee)

配信はコチラ

今回は、PERSIAのデビューアルバムリリースを記念して1stアルバム「現代芸術I」の魅力について紹介していきたい。

その現代芸術は聴くものをメロウの極地へと誘う

16年もの年月を費やして完成した今作は、まさに2021年の日本における現代芸術と表現しても大げさではないだろう。

ここでは、収録曲のMVから感じ取れるPERSIAの魅力について紹介していく。

PERSIA - Cali Weed&Hennessy feat.ジャパニーズマゲニーズ[Prod.Rare groove]

本作の4曲目に収録されている「Cali Weed&Hennessy feat.ジャパニーズマゲニーズ」

この曲は、トラックからMVの映像までPERSIA本人がプロデュースしている。

疾走感あふれるトラックの上でゆるく音に乗せるPERSIAがとても心地良い楽曲。MVはとにかく笑顔。友達との日常をエンジョイする様子を撮影したChillでピースなMVに仕上がっている。

Cali Weed&Hennessy I Wanna Get High Yeah Yeah Yeah

友達とFly Away 邪魔はいらない いらねえEnemies 知らねえよ別に

Cali Weed&Hennessy I Wanna Get High Yeah Yeah Yeah

PERSIA「Uber...(DiDistance RIDDIM)」

モノクロのMVでもわかるPERSIAのかっこよさ。ついついPERSIAが、DiDistance RIDDIMに乗って繰り広げる様々なストーリーに釘付けになってしまう作品だ。

MVには、レゲエ界を代表するアーティストPushimも出演している。

PERSIA - ROLL UP

2018年4月にYouTubeにMVが公開された「ROLL UP」
この楽曲を聴いたときの衝撃は今でも忘れられない。

PERSIAの歌唱スキルは聴くだけで気持ちよくなってしまうほどの心地よさを生み出す。

Spikey Johnがディレクションを務めたMVでは、キャンピングカーの中で仲間と過ごすPERSIAの日常が表現されている。

いつでも俺の周りには仲間がいて うまく言えないがそれは大切

まあいつも通り すればhomies  もうこの通り 夜通しrolling

お前らがいれば俺の平日 休日張りにいつも充実

このまま そうこのまま いこうぜthis way way...

このリリックはまさにPERSIAのスタンスを表している部分だと言えるのではないか。

幅広い世代からリスペクトを集めるPERSIAの周りには常に多くの仲間がいることは、これまでのMVを見ても伝わってくる。

PERSIA - Highway Skrrr [Prod.Mozai9 Lee]

PERSIAの1stアルバムを締めくくる楽曲は「Highway Skrrr [Prod.Mozai9 Lee]」

この楽曲は5月31日にYouTubeに公開されたばかり。

<hook>

あっちゅう間に あっちゅう間に 過ぎてく あっちゅう間に

時計の針 止まらない 容赦ない 容赦ない あっちゅう間に

夜の街を颯爽とドライブするPERSIAからは、hook部分の「人生はあっという間に過ぎていく」というメッセージが伝わってくる。

PERSIAの才能が炸裂した楽曲をご紹介

今回の1stアルバムに収録されている楽曲以外にも、PERSIAのジャンルや固定概念に縛られないクリエイティブさが伝わってくる楽曲がある。

ここでは、様々なアーティストやコアな音楽ファンに支持され続けるPERSIAの過去の楽曲を紹介していく。

PERSIA - SWEET&NICE, 炸裂, CRUNCHY CRUNCH MUNCH (Prod.774)

曲のタイトルにもあるように、PERSIAのマルチな才能が炸裂した一曲。一度聴いたら頭から離れないこの中毒性と圧倒的存在感が多くのヘッズを魅了している。斬新なトラックも相まって、強烈な印象が忘れられない作品だ。

悪さを感じさせるブラックなレゲエが本当にかっこいい。

ジャパニーズマゲニーズ - REAL STONER feat.PERSIA & VIGORMAN

ジャパニーズマゲニーズの楽曲にPERSIAとVIGORMANが客演として参加した楽曲「REAL STONER」
日本語HIPHOPシーン史上最も煙たいMVではないかと噂されている。あまりの煙たさにYouTubeでは、年齢制限がかけられてしまった。

とにかくPERSIAとVIGORMANのメロウなフロウとジャーパニーズマゲニーズのラップが絶妙にマッチした名曲だ。

ときは止まること無く進むことすら忘れていたREAL STONER すぐ420から420 ときは止まること無く進むことすら忘れていたREAL STONER すぐ420から424

16年もの年月を費やして完成した「現代芸術I」を聴き逃がすな!!

16年もの年月をかけて完成したファン待望の1stアルバム「現代芸術I」。

そのアルバムからは、PERSIAのスキルや蓄積された経験だけでなく周りからリスペクトされるほどのPERSIAの人柄が伝わってくる。

今回のアルバムリリースを記念して、PERSIAのことを尊敬するアーティストのPERSIAへのメッセージをここで紹介させてほしい。

■変態紳士クラブコメント
俺ら3人が"変態紳士クラブ"になれたのは、他の誰でもなくペル兄のおかげ!!
変態紳士クラブ結成以来初となる客演参加作品は、もちろんペル兄のアルバム!
タイトルは"Back in the days 2"。
満を持して遂に実現したPERSIA × 変態紳士クラブ!
俺らが一番楽しみにしてたPERSIA待望の1st ALBUM『現代芸術 I』、皆さん必聴でお願いします!!

■Jin Doggコメント
荒々しいところもあるけど優しい、愛に溢れてるけどなんだか悲しい、だけどその悲しささえも吹き飛ばしちゃうくらいの力強さ。
僕の思う東海の妖怪はそんな人です。

常に周りに多くの人が集まるPERSIAには、人を惹き付ける魅力がある。

そんな仲間と作り上げた2021年における「現代芸術I」を聴き逃がすな!

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