今夏『EGO』『Top Gyal』と立てつづけにパワフルな楽曲をリリースした大門弥生。
そんな彼女が晩夏の残り香と秋の訪れ、そして恋の始まりを思わせる「Chill Like A Midnight」をリリース。
featはなんと日本にもファンの多い韓国のレジェンドラッパーReddy。タイトル通り、真夜中のようにチルなチューンとなっている。
『Chill Like A Midnight』リリース&ビジュアライザー公開
▽大門弥生『Chill Like A Midnight ft. Reddy』
9月30日にリリースされた『Chill Like A Midnight』は、アフリカンなビートとギターサウンドが夏の終わりの切なさを感じさせる。
作曲は大門弥生と、SIRUPや空音、Chara+YUKIなども手掛けたA.G.Oとの共作だ。
Chill like a midnight
キミをもっと知りたい
知れば知るほど 素敵な人で
私はなぜか 素直になれる
たまに大人びて見える時
画面越し 眠りに着くまで
知らない弱点を教えてよ baby
裸足じゃ 危ないかも
Chill like a midnight
キミをもっと知りたい
踏み込んだ会話
今夜キミの方から切り出して(hook)初対面 ノーメイク 黄緑のネイル
ガサツな笑い方がカワイイ
って それってどういう感じ
素直になっちゃう と 笑うキミ
お互い 徐々に知ってこうよ
大事に想うほど
子供に戻ってくみたい
Burnin and burnin and burnin
女心に火が付くと
周りが見えなくなってらしくないの
夏の終わりの海で出会い、これからお互いを深く知ろうとする2人。
ひと夏の恋のように刹那な衝動ではなく、互いに好意を持ちつつもじっくりと距離を詰めていく様子は『EGO』とは全く異なる世界観だ。
オフィシャルのビジュアライザーも公開された。加工と正方形の比率でレトロな雰囲気を醸していてより楽曲のチルさが際立っている。
Reddyのバースも、夜明けにする2人だけの思い出、たくさんの思い出を作ってシューズボックスみたいに積んでおきたい/君とならどこへでも、太平洋くらいは軽く超えて/といったロマンチックな内容だ。
このようなチルな世界観はReddyが得意とする分野でもある。
2020年リリースの『Hmmm』や、
SKY-HIとコラボしたバージョンの『Stand by You』でも、ピースフルで耳さわりの良いフロウが楽しめる。(オリジナル版はhookが韓国語)
Reddyは都会的でハイセンスなだけでなく、ラッパーとしてのスキルも一流だ。
韓国の有名なヒップホップサバイバル番組に出場し、シーンから注目を集めた実力派でもある。
ちなみにReddyが所属するHI-LITE RECORDSには、『Rich or Dead Asian girls Remix』で大門弥生と共演したSwervyも所属している。
クイーンがギャルをプロデュース
大門弥生の活躍はアーティスト活動だけにとどまらず、プロデュースも行っている。
伝説的なギャル雑誌eggの専属モデルで結成されたグループ半熟卵っちの『GAL is MIND』の作詞作曲を手掛けた。
モデルの中でもラップが上手いメンバーが選ばれたというだけあって、肩の力が抜けつつビートに乗っていてかっこいい。
ウタダイモン最新セッションも公開中
大門弥生が豪華アーティストがセッションする「ウタダイモン」シリーズも、新作が公開されているのでぜひ週末には『Chill Like A Midnight』と一緒に楽しんでほしい。
Vol.7にはKARAMUSHIとRUEEDが登場している。