【結果】UMB2020GRAND CHAMPIONSHIPの試合結果発表!優勝者は...

MC battle

12月27日STUDIO COASTで行われたUMB2020GRAND CHAMPIONSHIP。

新型コロナウイルスの拡大防止のために、今回では歓声が禁止され、観客の拍手で勝敗を決めるという異例の大会。異様な雰囲気漂う中、晋平太のCHECK YOUR MICで幕を開けたUMB2020。

今回、トーナメント表は公表されておらず、試合前に発表されるスタイル。さらに今大会は、大会前日に出場辞退するMCが多かったため、WILD CARD MC'sとして当日発表された。

今回は64名の強者MCが参加し、ベストバウトもかなり多かった。その中でも特に白熱した試合をピックアップし、解説していく。

UMB2020GRAND CHAMPIONSHIP1回戦ベストバウト

FEIDA-WAN(岡山) vs SIMON JAP(ワイルドカード)

UMBではお馴染みFEIDA-WANの相手は、まさかのSIMON JAP!1枚目のワイルドカードがSIMON JAPなんて、UMBらしい豪華な演出だ。

SIMON JAP「俺はDJ HONDAの紹介でLibraの社長とちゃんと話して、だから今出てるぜ」

FEIDA-WAN「ラーメンは3分。こいつの内容はちんぷんカンプン」

FEIDA-WAN「今日は俺の勝ちだ。SIMON JAPどけ!!!」

SIMON JAP「俺の言ってることがちんぷんカンプン?誰だよR-指定か韻踏むCHAMP

俺は違うぜ 生き様をrap SIMON JAP 今日俺なりのCHAMP!」

熱いバトルの勝者はFEIDA-WAN。

バトル後SIMON JAPは、KOKとUMBがビーフのような関係になっていたことを話し、初となるUMB今大会出場を決めた経緯を話した。そして、KOKとUMB一つになってヒップホップシーンを盛り上げて行こうと熱い気持ちを語った。

S-kainê(ワイルドカード) vs $IVA(大分)

三枚目のワイルドカードはUMB初出場となるS-kainê。対する相手は大分代表$IVA。

S-kainê「UMB俺は初めて。初の王冠を取りにきたぜ!」

$IVA「お前のダークな子供向けなweedじゃ俺は全然足りね。いぶし銀で飛ばしてみ。お前のShitはただのゴミ」

観客判定で決着がつかず、延長へ

S-kainê「ジョイント一本に火付けハイ」

$IVA「こいつはジョイント一本 とっくにこっちは4本目!」

S-kainê「4本ないと飛ばないネタじゃないんだ。一本でブチぎまり」

S-kainêの秀逸なアンサーが光った試合だった。

ACE(東京) vs JAKE(鳥取)

プロップスならどちらも互角な両者。それに加えてどちらも気合いが入っていて本気でUMB獲りにきていた。

ACE「俺が代打を打つ ゴルフで言ったらタイガーウッズ」

JAKE「わかりやすいライムタイガーウッズ。それより俺は本能、快感がうずく。登っていくDNA螺旋階段は続く。リリシズムが足りない。ただ踏んでるだけの人。」

JAKEのライミングの完成度が高すぎる。文句なしでJAKEの勝利

SHUN-P(宮崎) vs だーひー(ワイルドカード)

宮崎を代表するMCSHUN-P。対する相手はまさかの同じ宮崎代表のだーひー。ワイルドカードで出てきただーひーとSHUN-Pの宮崎対決

SHUN-P「宮崎代表断った奴がのこのこ出てきて俺に勝てるという考え自体が甘いと俺は思っているぜ」

だーひー「俺が最初に宮崎代表呼ばれてたんぜ。GO TO トラベルが中止になって地元に帰れなかったから今日ここにきたんだよ」

SHUN-P「だーひーお前の気持ちは半信半疑。そしたらお前は結局はパンピー。」

だーひー「俺がPUNPEEってことは夢を追い続けてる人間ってことで間違いねえな」

だーひー「俺はSHUN-Pを倒して死体の山を踏むんじゃなく、担いで上まで登っていくからな。任しといてくれ宮崎代表。3度目の正直実現するぞ!」

感動のストーリーの結末はだーひーの勝利。

裂固(岐阜) vs SHAMO(千葉)

表情でわかる。今年の裂固は気合い十分。

裂固「毎度お騒がせ、今年は俺裂固にお任せ。」

SHAMO「ヒップホップ三度の飯、よりも美味いサウンドで首揺らし」

裂固「バッチリMCをぶっ壊して優勝するMC!!」

SHAMO「俺も俺でお前もお前で、生きていくしかねえんだよな!」

裂固が早口で安定したリズムキープと、固いライミングが光り勝利した。

UMB2020GRAND CHAMPIONSHIP2回戦ベストバウト

早雲 vs スナフキン

UMB2019年の再戦。

早雲「スナフキンの目の奥がまだ見えない。俺はもっと知りたいぜ。お前のこと。」

スナフキン「クエスチョンマーク逆さにしててめえらのスタイルでDIGしろ」

早雲「見えないものを見えるように言葉で説明するんだぜ。誰にも見えてないとこにたどり着くそれがMCこのマイカフォンだ」

早雲のビートアプローチ無意識に首が振れてしまうほど安定していて聴き心地が良い。そのスキルに加えて言いたいことをしっかりとビートに乗せる。このスタイルはかなり強い。

去年に引き続き、早雲の勝利

JAYPAY vs S-kainê

佐賀県出身のJAYPAYが先攻でスタート。ビートはDJ WATARAI。

JAYPAY「野生のライオン。ワイルドカードが子猫に見える」

S-kainê「PAYじゃ物足りねえな。俺の金は円を超えてドル札束ねるピラミッドの上」

JAYPAY「今日このステージに悔いはねえ。だから全力全身全霊でお前ぶち殺すぜ」

S-kainê「俺は自分を定義してヒップホップの知識とDNA揺らしてく」

JAYPAY「そのヒップホップのDNAに一生頼ってな。俺はDNA無くたって、才能が無くたって、天才に成れなくたって、このMICあれば秀才になれるぜ。」

JAYPAYもパンチラインを吐くが、S-kainêのバイブスの前に敗北した。

勝者S-kainê

輪入道 vs USTR

熱いバイブスの輪入道と、クールなラップが特徴のUSTRのバトル。

USTR「佐々木のぞみの分まで東京には恨みがあるぜ。」

輪入道「一回ここでやったことあるフリースタイルダンジョンの収録の特番で渡部チームだった俺だから関係ないこともねえんだよ」

USTR「みんな危ないことを求めてる。それが何か。俺がここで勝つこと。やべえ番狂わせ起こすこと」

輪入道「危ないもん見せるんだったら教えてやるよ。お前みたいな若いやつを俺みたいなおっさんが壊す方がよっぽど危ねえんだよ」

白熱のバトルは延長戦へ

輪入道「ガス欠なんてまだ言わせないぜ。お前の方が10年くらい若いぜ」

USTR「聞こえが良くなったのは、俺のライムが良すぎるからだろうよ」

輪入道「お前が踏み台にした奴のこと忘れんな。それでお前いう事ねえとかほざいてんな。頭かち割るぞこら!」

USTR「hotなバースとかもういらねえんだよな。俺は雪国秋田からきてる男。1回戦目KZ大阪の熱いバイブスも背負ってる。俺はつまり無敵。熱さもクールも兼ね備えているナマハゲだぜ。」

熱いスタイルの輪入道と対照的なクールなスタイルUSTR。スタイルウォーズなこのバトルの勝者は輪入道!

ALSEAD vs T-TANGG

茨城のGOTITの代わりとして出場したALSEADとT-TANGGのバトル。

T-TANGG「首ふらしてくぜ全国老若男女、こんなくそラップじゃ脳がくさんぞ。ALSEAD、これ青信号」

ALSEAD「青信号じゃなきゃ前に進めねえのか。ラッパーは赤でもイケイケGOGO」

T-TANGG「What's UPお前が茨城県。代打のくせにいばらないで」

ALSEAD「任される側の気持ちがわかっといてお前はまじで天邪鬼だな。お前のラップはずっと使い回し、使い回すのはDJの円盤だけでいい」

勝負は延長戦へ

T-TANGG「先輩に背中押されたわけじゃない。お前はGOTITが出れないから出てるだけ。」

ALSEAD「GOTITからお前の名前なんて聞かないし、去年で引退を決めたあの人の決意。そこに触れる事、男ならてめえ覚悟して喋ってんだろうな。」

GOTITの代わりとして出場し、茨城を代表するALSEADの気持ちを前面に出した熱いラップがかっこいい。

勝者ALSEAD

BALA SBKN vs 句潤

神奈川をレペゼンする2人が対決!

BALA SBKN 「背中追い抜く時がきたぜ!」

句潤「横浜俺がいるかぎり、譲らんぜmother fucking」

BALA SBKN「アンタにかっけーって言われると誰に褒められるよりも嬉しくて涙が出そうなんだぜ。だからはっきり言っとくよ、今日ぶちかましてカッケーって言わせるよ」

句潤の冷静なアンサーとフロウでBALA SBKNを圧倒。先輩の貫禄を見せ句潤が勝利した。

梵頭 vs 黄猿

晋平太と仲直りしたという梵頭。今年の喧嘩は今年で終わらせる。晋平太もそう語っていた。

梵頭「口の中で練った言葉を打ち込む銃弾。一発で十分なんだわ!」

黄猿「420俺なりの言葉。アンタはジャンキー俺はアルコールジャンキー。仕方ない。振り切れないそのスタイルを見せていきたい」

梵頭「主人公のお通りだ。どきな。容疑者の名前は梵頭だ!!」

黄猿「間違いないね主人公。でもイカしているけどどっちかっていうとヒール」

黄猿が安定のビートアプローチで梵頭を撃破。

勝者黄猿!!

UMB2020GRAND CHAMPIONSHIPベスト16ベストバウト

 FEIDA-WAN vs 早雲

UMB2012の1回戦でも戦った両者。

FEIDA-WAN「汚え作業着着てお前らが光るとこをきたねえ工場の隅で見てた俺が FEIDA-WAN 」

早雲「8年前のアンタはもっとがっついてきたはずだろ聞かせろよ」

FEIDA-WAN 「噛んでも味が出ないからがっつかねえんだよ。早雲。」

早雲「アンタが気分やその場のテンションだけで出たり戻ったりしてる間に俺はずっと出てんだ。噛んでも味が出ねえわけねえだろ。だんだんだんだん味が出てきてる。」

早雲のアンサーが的確すぎる。早雲がベスト8進出。

 JAKE vs 輪入道

ビートはOZROSAURUSのThe Phoenix。

JAKE「まるでこれが決勝みたいな言い草だな。道の途中だぜまだまだ」

輪入道「孤独な中で笑えるもの探してるSaturdayからMonday」

JAKE「やったらいけないことも多々あるけど、やりたくて仕方ないことも仕方ない。吸ったら日本では捕まるけど、うまくやってる奴らと楽しみたい。」

輪入道「切磋琢磨できる仲間にこんなこと言いたかねえがうまくできないやつばっかだよ俺の仲間はよ。どいつもこいつも務所行きで今年も手紙何枚書いたかわかりゃしねえ」

JAKE「なめんじゃねえ俺の連れも何人も捕まった。どっかいっちまった。何人もくたばった。お前は優しいな手紙を書くのか。俺は毎日リリック漬けだぜ」

輪入道「ゴールデンタイムのラジオに出られれば、務所の中に俺の声が届くからやってるんだよ。」

「俺は書いてる手紙一枚一語一句がリリックなんだよ。そして、俺がここでやってるフリースタイルは遺書だ。明日死んだって構わねえぞ」

会場大盛り上がりのベストバウト。両MCの仲間を想う熱い気持ちと、バックグラウンドが見えてUMBらしさが光る最高の試合だった。

勝者輪入道!

ALSEAD vs SKRYU

名MCを倒して勝ち上がってきた大穴ALSEADと台風の目SKRYUのバトル

ALSEAD 「いい時も悪い時も寄り添ってくれたのはヒップホップだった。」

SKRYU「ヘラヘラしてねえSK、この目見たらわかるだろALSEAD 」

ALSEAD 「なんでそんなに泣きそうなんだ。俺は楽しくて今しょうがねえな」

SKRYU「この年になっても泣くほど楽しいことに出会えてる俺はめちゃくちゃ幸せだと思うんだよ。」「GOTITにも歩歩さんにも言っといてくれ。今日はUMBのチャンピオンに負けたってよ。」

感情を爆発させたSKRYUとそれに熱いバイブスで答えたALSEAD。

4本終わってもALSEADは気づかずに5本目のverseを吐いた。息の詰まるバトルの勝者はSKRYU!

UMB2020GRAND CHAMPIONSHIPベスト8ベストバウト

輪入道 vs SKRYU

今大会台風の目となったダークホースSKRYU。輪入道を倒して下克上を起こせるか。

SKRYU「Disry俺は間違ってなかった。バイト帰り大街路のところをメガネでチャリで走ってるところを、サイファーに出会えたから今ここにいるぞ。」「今日はUMBのチャンプを獲りにきた。お前ら乗り込みな!」

輪入道「正義か悪かなんて二者択一じゃはかれねえブラックカルチャー黒か白かじゃ、どうせ俺たちは見えないグレーライン、それでも探してる本当の正解」

SKRYU「アンタからお酒も奢ってもらったの覚えてないねえだろ。緑茶ハイで帰さない輪入道」

輪入道「お前に奢った酒のことは覚えちゃいない。だけど、この後飲む美酒の味忘れない」

SKRYU「骨がある、『俺は』じゃねえ任せろ『俺が』やる!」

輪入道の「俺はやる」をサンプリングして、綺麗に落としたSKRYUが輪入道を撃破!

SKRYUはこの試合も感情を爆発させ、感極まって泣きそうになるシーンも。

輪入道は退場の際に「悔いが残った」と一言。

勝者SKRYU!

ふぁんく vs 呂布カルマ

よく当たる2人が激突。UMB2019ではふぁんくが勝利している。

呂布カルマ「スタイルウォーズっていうならちゃんとふざけとおせお前のスタイルを」

ふぁんく「このスタイルはマネキンの着せ替えでは絶対真似できない世界観だから」

呂布カルマ「スライムは何個あつめても所詮キングスライムで俺には敵わないわけで、俺は生まれた時からの勇者で根っから剣は持ってない代わりにマイクを選んだわけで」

ふぁんく 「いつかR-指定とやってた時は、アンタアンチヒーローダークヒーロー言ってたよな。それが勇者だって自分で言っちゃイヤ。俺はそんなやつを馬鹿にして笑いに変える」

呂布カルマ「俺は勇者のままだ。自分よりも強いやつに当たって勝ち上がってきたんだ。なぜなら俺はUMB一度も頂に手をかけたことはないからだ」

このスタイルウォーズ対決を制したのは呂布カルマ。安定のビートアプローチでふぁんくを圧倒した。

勝者呂布カルマ

UMB2020GRAND CHAMPIONSHIP準決勝

SKRYU vs 早雲

SKRYUが選んだビートはCELORYのマジでハイ!

観客のボルテージも最高潮に達し、歓声も上がり始める。

SKRYU「俺の優勝ありえない?なわけねえだろ。このビートはマジでハイ、今日は当たってる俺にサーチライト」

早雲「声が枯れてるぜ。たかだか1日のトーナメントで声が枯れる奴は地元での小箱での経験が足りてねえな。地元に帰ってやり直せ。東京に来るのが早かったんだろう」

SKRYU「この場所で声の調節なんてしてられっかよ。声が枯れても、咲かす花、それは枯れねえぞ。」「頭雲抜け、今日は雲の上にいけそうな気分だぜ」

早雲「お前が雲の上、なら俺は雲からお前に稲光を上に突きつけるぜ。下から上だ下克上スタイルだ」

早雲reflection

早雲2nd.ALBUM「Reflection」

SKRYU「俺より音楽好きな奴はいねえな」

早雲「鞘は京都の地下に置いてきた。帰るべき場所はいつもあそこだ!!」「どこまで負けてもどこまでも行く!!!」

会場にいる全ての人はマジでハイになるほどやばいバトル。SKRYUの快進撃を早雲が熱いバイブスでぶった切って決勝進出!!

呂布カルマ vs 句潤

UMB以外のタイトルを持つ呂布カルマと句潤の対決

呂布カルマ「俺は誰のためにも腹は切らない侍、自分1人で1人で刀を振る。」

句潤「だからか。顔見たら、お前には仲間が乗っかってねえな。一人だけか。だからマイクが超軽いな呂布カルマ。」

呂布カルマ「誰も背負わない。俺は最先端一人で貫くぜ。」「俺はどこにだってひとりで行って結果持って帰る。誰も喜ばなくたって関係ないってこと」

句潤「一人で噛み締めるMICが最先端なら俺はいらないね。仲間たちと楽しく金稼いで、いい音楽を耳にお届け。それしか考えてないMylife。死んでもMICは握りたいスタイル」

1人で戦う漢と、仲間と戦う漢。2人の価値観がぶつかり合ういいバトルだった。

勝者句潤!

UMB2020GRAND CHAMPIONSHIP決勝

句潤 vs 早雲

面白い組み合わせ。去年の忘れ物を取りに来た早雲と、数々のベストバウトを残して勝ち上がってきた句潤。どちらが優勝してもおかしくない最高のカード。

決勝のビートはPMXがかけるAREA AREA。16小説2本

句潤「約何年たったろう。2度目のチャレンジご苦労様。2度目はこの俺が早雲ぶっ殺してやるわ!」

早雲「約何年たったかなんて忘れねえ、昨日のことのように思い出すぜ。この音に乗るためにやってきたAREA AREA」「俺16の2は克服済みだぜ」「神奈川レペゼンって言うけど、今日神奈川何人いたよ。俺は京都のひとり、都の一刀流」「地元でテッペン決めてきやがれ」

句潤「16の2を克服とかダッセーこと言うな。ラッパーなら16の2が基本だろmother fxcker」

早雲「今日のすべてはこれからのためだ!」「死んでも死に切れないなら墓ごと暴れてやる京都レペゼンさ!」

両者凄まじいバイブス。一歩も引かないバトルは延長戦へ。

延長戦 16×2 DJCELORYがかける最ッ低のMC

早雲「自分のためのMICが、地元や仲間のためそれにつながる。」

句潤「俺は先見据えても死なない限りMICは披露」

早雲「新時代の幕開けだぜ。何もつかめなかったこの左手に、今、UMBの流れを掴んでる!」

句潤「流れは掴むものじゃなく、それこそ奪い取るもんだって知っときな。」「自分の魂を燃やしな。目の奥に見える光が。」

死力を尽くして戦った両者。今年のUMB2020GRAND CHAMPIONSHIPを制したのは早雲!

勝利への執念を見せ、優勝を勝ち取った早雲。去年の準優勝者が優勝するのは、去年のAuthorityと同じパターン。Authorityが優勝賞金のプレートを早雲に渡しに来たときには、Authorityの2019年優勝したときにMU-TONが渡した去年のことを思い出してしまった。

そして、Authorityが早雲に一言。「おめでとうございます。KOKで待ってるっす」

優勝者だけの特権ウイニングラップでは、早雲自身の楽曲「懊悩」のビートが流れ、そのまま早雲がライブパフォーマンスを披露。

早雲ウイニングラップ

「2020UMB 1988年元旦生まれ何をやらせてもある程度できた男。でも器用貧乏がコンプレックス、自称B-boyからこの頂点まで。ありがとう」

早雲がウイニングラップで歌った曲

まとめ

準優勝者が優勝すると言う流れが出来つつあるUMBで、句潤の来年に期待したいところ。そして、早雲は、最後に来年のUMBも出ることを宣言。早雲の2連覇にも期待が高まる。

本当にレベルが高い戦いでベストバウトも非常に多かった今大会。毎年物語の生まれるUMBだが、今年も内容の濃い素晴らしい大会だった。

優勝者への一番の称賛はガッツリ音源をチェックすることだ。

早雲2nd.ALBUM「Reflection」チェックすべし!!!

早雲reflection
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