日本のヒップホップシーンを盛り上げ続けるKANDYTOWN。曲は知ってるけど、メンバー1人1人の事はよくわからない。という方は多いのではないでしょうか?KANDYTOWN実は、16人もメンバーがいるんです。
今回は、そんなKANDYTOWNについて紹介していきます。
KANDYTOWNとは?
東京都世田谷出身の幼馴染16人のメンバーで2009年に結成されたKANDY TOWN。メンバーは、ラッパーだけでなく、ビートメイカーやDJ、フィルムメーカー、エンジニアなど、多くの才能を結集させた集団。
ヒップホップやアンダーグラウンドで活躍しているラッパーの多くは過酷や環境で育ってきたというようなイメージがありますが、KANDYTOWNのメンバーは、そんな環境で育ってきたわけではない。
2014年にリリースしたミックステープ「KOLD TAPE」は無料ダウンロード制にしたことにより、知名度が一気にUP。2015年にもいくつかのアナログ作品や数量限定作品をリリースし評価を高め、2016年に世界的にも有名なスポーツブランドのReebokの「Reebok CLASSIC」とコラボして「GET LIGHT」を公開した。この曲のPVは、YouTube上でReebokの公式チャンネルで公開され再生回数は100万回を突破し話題を呼んだ。
このPVでさらに注目を集めたKANDYTOWNは大手レコード会社・Warner Music Japanと契約。2016年11月には、1stアルバム「KANDYTOWN」をリリース。このアルバムでメジャーデビューしたKANDYTOWNは、世界的ワークブランドcarhartt主催で全国5都市を廻るツアーを成功させた。
このツアーの影響もありメンバー個人個人の知名度も上がり、2017年はメンバーのソロ活動が中心となり、KANDYTOWNとしてのアルバム・シングルのリリースはなかったが、2019年には、2ndアルバム「ADVISORY」をリリースしている。
KANDYTOWNのメンバーは16人
KANDYTOWNのメンバーは一人一人個性があり、とても魅力的なメンバーが揃っている。
- 呂布(Ryohu)
- YOUNG JUJU
- IO(イオ)
- Dony Joint
- Gottz
- Neetz
- 菊丸(KIKUMARU)
- MUD
- Dian
- B.S.C
- DJ MASATO
- MIKI
- Holly Q
- DJ Weelow
- DJ Minnesotah
- YUSHI
本当は一人一人細かく紹介したいが、今回はその中でも特に人気のある3人をご紹介。
IO(イオ)
ラッパーとして人気が高いIO(イオ)ですが、雑誌のモデルやディレクターなど様々な分野でも活躍している。
ソロでは、2016年にアルバム「Soul Long」をリリース。
2017年には「Mood Blue」をリリース。このアルバムは客演にANARCHYや同じKANDYTOWNのメンバーYOUNG JUJUなどを迎えたことで話題になった。
2019年には自身3つ目のアルバム「Player's Ballad」をリリースしました。
IOのオススメ曲は唾奇やYOUNG JUJU との「Same As」。
沖縄のローカルな雰囲気とKANDYTOWNの都会の雰囲気がSweet Williamのビートの上で上手く合わさってとても聴き心地の良い音源になった。
YOUNG JUJU(KEIJU)
元々は、YOUNG JUJUという名前で活動していましたが、ソニーミュージックと契約してからKEIJUという名前に改名。
2016年YOUNG JUJUとして1stアルバム「jazzy 92'」をリリース。KEIJUとしては2020年にアルバム「T.A.T.O」をリリースしました。
YOUNG JUJUは、tofubeatsとの「LONELY NIGHTS」やAwichとの「Remenber」など有名になった曲がたくさんあるが、その中でも特にオススメなのが、1stアルバム「jazzy 92'」にも収録されている「First Things First」。
この曲は、Fla$hBackSのメンバー故Febbがビートをプロデュースしたことで話題になっている。
呂布(Ryohu)
https://www.instagram.com/p/BmlIJlPBxpq/?igshid=1p53afro18kj8
ラッパーだけでなく、楽曲のプロデュースやファッションモデルなど彼もまた幅広い分野で活躍している。
最近ではあいみょんの「愛を伝えたいだとか」やsuchmosの「GIRL」などに客演として迎えられヒップホップシーン以外の分野でも知名度が上昇中。
Ryohuは元々、「ズットズレテルズ」というOKAMOTO’Sのメンバーや草刈正雄の息子なども在籍していたバンドのラッパーとして活躍していました。そのため、幅広い分野の客演によく迎えられている。
2017年にはソロとしてEP「Blur」をリリース。2018年には「Ten Twenty」をリリースしています。
数ある名曲の中で特にオススメなのは「All in One」。
この曲はアルバム「Blur」に収録されていて、メロウでミステリアスな雰囲気が話題になった作品。
KANDYTOWNの名曲
ソロでの活躍もとても素晴らしいKANDYTOWNですが、もちろんグループでの名曲も数多く存在している。
2019年にYouTubeで公開された「Last Week」のPVは「KANDYTOWN=カッコいい・イケてる」というイメージを多くのファンに植えつけた。
2016年にリリースした「R.T.N」は、従来の日本語ヒップホップシーンにはないクールな都会を表現したスタイルで多くのファンを惹きつけた。
紹介しきれないほどカッコ良くてイケてる曲がたくさんあるので、ぜひともCHECKをお願いしたい。
最高にCOOLな集団の動向をこれからも見逃すな!
KANDYTOWN一人一人の声や楽曲、ラップやリリックだけでなくPVなどの映像まで全てがとにかくカッコ良くて魅力的な集団だということがわかったでしょう。日本語ラップシーンを盛り上げ続けるKANDYTOWNの活躍にこれからも注目が集まる。