神戸を拠点に精力的に活動してきたラッパーHIGAMOが1st ALBUM "鼓動"をリリースした。
今回のアルバム全10曲はトラックメーカー「juN」と共に収録。
HIGAMO自身初となるアルバムは、これまでの人生を振り返り、感じた思いをストレートに表現したボリュームのある作品に仕上がっている。
◼︎TRACK LIST
1.Heart beat
2.Devoted
3.Ragga rappa
4.2019 feat. (ONEDER)
5.音楽のチカラ
6. On the beats 95 feat. (AK)
7.仕事
8.オツカレサマ
9.冬は必ず春となる
10.I can do it
今回はHIGAMO待望の1st ALBUM "鼓動"を通して、HIGAMO、そして収録曲の魅力をお届けしたいと思う。
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本日6/18より1st ALBUM "鼓動"
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— HIGAMO (@Higamo_original) June 17, 2021
心臓の鼓動にのせ歌う 哀愁とI love you
神戸を拠点に活動するラッパーHIGAMOの1stアルバム1曲目は、「Heart beat」
この曲は、元々三年前にuniquelanceが主催した「Heart beat」というイベントで別トラックで作った楽曲。
トラックメイカーjuNに何度もトラックを作り直してもらい、試行錯誤の末に完成した渾身の一曲になっている。アルバム全10曲の中で、一番制作に時間をかけたというHIGAMOというアーティストを語る上では欠かせない楽曲の一つ。
心臓の鼓動と、美しいピアノのメロディーラインも相まって、HIGAMOの人生に一本の映画を見ているかのようなストーリ性を感じられる。
自ら道を切り拓く人になれ 名前は拓人
世界に一つだけのオリジナルの曲を作り、世に発信していくその様は、まさに自分自身の道だけの道を切り拓いていると言える。
そこから、小中高といろいろな思い出をさかのぼっていくところに思わず胸が熱くなってしまった。
1st ALBUM "鼓動"というアルバムのタイトルの一曲目に相応しい楽曲。
心臓の鼓動にのせ歌う 哀愁とI love you
己の憂鬱 孤独な感情が また俺をまた強くさせやがる
今日も動く心臓 止むことなく 休まず
生涯共に過ごす相棒 奏でる音 興奮と同時に増してく鼓動
独特のGrooveを感じられる 「Ragga rappa」
3曲目に収録されているのは、HIPHOPやレゲエなど様々な要素を織り交ぜ「Ragga rappa」
「神戸生まれの沖縄かぶれ」としっかりと自分のルーツを表現しながら、沖縄・神戸への愛を感じられる熱いリリックに痺れる。
韻の踏み方がとても聴き心地が良く独特のGroove感を生み出している。さらに、そこにコーラスが加わることでより一層深みのある楽曲に仕上がっている。
感じた通りにそのまま動く 格下相手に手をやく始末
なくした勇気をもいちど疲労 都会に埋もれた輝く才能
落ちてかないように見渡す再度 あの島に行けば見つかる愛を
掴んで離さずbeatにride on
常にストレート真っ向勝負なHIGAMOの力強さが感じられ、聴いていると思わず首が振れてしまうかっこいい一曲。
音楽が好きな自分の気持ちに正直に 「2019 feat.ONEDER」
真っ直ぐな目から淡々と言葉を落としていくHIGAMOの表情からは何があってもぶれない芯の強さが感じられる。
思うように曲が作れずに悩むことが多かった2019年。音楽以外にも悩むことがあったり、思いつめて負のモードに入ることも少なくなかったという。
そんな状況の中でもラップが好きな気持ちを大切にしたい。と自分の気持ちを素直に表現したリリックが心に沁みる。
夢があるから悩みも付きまとう 君の痛みも俺が分かち合おう
1人1人が映画の主人公 そう思えるだけでプラスだろ
悩みがある中でも、ポジティブに前を向く姿勢に勇気づけられる人はきっと多いのではないだろうか。
次世代のレゲエアーティストとして話題のONEDERの優しく温かみのある歌声との相性も抜群。
juNのトラックから感じられる哀愁感と融合した港町チューンは必聴だ。
悩んだ1年 1から学ぶ
是非チェックお願いします🙏 https://t.co/6vEyJqWsdx— ONEDER🇯🇵 (@oneder0919) May 27, 2021
色んな感情が交差して生まれた「冬は必ず春となる」
アルバムの9曲目に収録されている楽曲「冬は必ず春となる」
この曲は元々は、4年前に別のトラックで書いていた曲で、今回の壮大で優しく心に染み渡るようなトラックは、HIGAMOがGarageBandで自作したもの。
HIGAMOがこの曲を書いた当時は、身近な知人の人が天国に旅立った時期でもあり、命について深く考えていたという。
仕事帰り 寄り道し 立ち寄るコンビニ
オリオンビールを星空に掲げ
あの世のじーちゃんとおっちゃんと 乾杯
別れは当然やってくる その経験さえプラスに変える
旅立つ人はこの世に何かを 必ず残していくはずやから
この曲を書いた4年前にHIGAMOは、おじいちゃんの故郷である沖縄に初めて一人で行った年。
辛い別れを受け止めて、その経験でさえもプラスに変えていきたい。
このHIGAMOのマインドに非常に感動させられる。
冬は必ず春となる 凍りついた大地はやがて雪解け
冬は必ず春となる 種から根をはりその芽を出すとき
冬は必ず春となる いつか咲き誇るその瞳の奥に
冬は必ず春となる 偉大な真っ赤な獅子の心で
人生の中で極寒を味わい、そこからの極暖を経験したHIGAMOにしかかけない人間味のあるリリックをぜひその耳と心で聴いてもらいたい
ライブで絶対に聴きたい一曲 I can do it
HIGAMOの心の中にある闘志を感じられる一曲。
JuNが手掛けたトラックがHIGAMOの魂の叫びを鮮明に伝えてくれている。
albumを作る最中 studioに通う毎週
仲間からもらうvibes 力に変え捧げるmy life
飲み会帰りの中年 眠たい目をした学生
みんな疲れた顔で 明日のこと考える
この曲の1verse目からは、疲労した日本社会の情景が脳裏に浮かんでくる。
そこから一気に「おれならできる」と自分を鼓舞するHookに突入する部分は鳥肌が止まらない。
I can do it 夜中の0時 踏まねえブレーキ
I can do it 掴んだ勇気 離さぬように
I can do it 夜中の0時 踏まねえブレーキ
I can do it 掴んだ勇気 離さぬように
こんなに熱量の籠もった歌詞をライブで聴いたら、勇気づけられること間違いなし。
【2年間の集大成】HIGAMO1st ALBUM "鼓動"は必聴の名作
神戸を拠点に活動してきたHIGAMOの待望の1stアルバム "鼓動"
ミュージックライフを共にしてきた仲間達が作ったレーベルAMI ENTERTAINMENTからリリースされており、HIGAMOの生い立ちや経験だけでなく周りからの人望を感じられる作品になっている。
2年もの年月をかけて完成させたHIGAMOの鼓動をぜひその耳と心で感じ取ってほしい。
追記:8月26日「Heart beat」のMVが公開!
マイクロフォンを目の前にHIGAMOが霊を込めて「Heart beat」を刻む。
自らが育った地元の公演や学校を背景に歌うことで、HIGAMOのこれまで歩んできた過去によりストーリー性を感じることができるMVに仕上がっている。特にHIGAMOがこれまで野球を頑張ってきたグラウンドを均す場面とグローブを買ってもらったエピソードが重なる部分は、思わず感極まってしまった。
全力でマイクに向かって歌い続ける様子は、まさに己の全身全霊を聴く人に届けるためラッパーの鏡だ。