本日リリースされた「Hajimattenai (FKAKNabewalks Remix)」は、YENTOWN / PROPERPEDIGREE所属DJである、NabewalksとFKAK (LAZY BOYS) がリミックスを手掛けた。
レイヴ感あるハウスリミックス
リミックスについて紹介する前に、まずは原曲やアーティストについて触れておこう。
「Hajimattenai 」のオリジナルバージョンを発表したJODYは、ゆるふわギャング・JNKMN・Hawo Beatsからなる集団だ。
“茨城県土浦市生まれのアメリカンピットブルテリア。お肉やお魚等の動物性タンパク質が大好物。敏感肌でなにかしらのアレルギーがあり時折かゆくなってしまうが3歳にしてMOTHERFUCKER。を、中心とするカルチャー研究集団”
という謎めいたコンセプトだが、今年4月に発売されたコンピレーションアルバム「JODY」には鎮座DOPENESSやLUNV LOYALも参加し聞きごたえのある作品となっている。
JNKMN、ゆるふわギャング、Lunv Royalと豪華なメンツが集結した「Hajimattenai」は、アパレルブランド「XLARGE」とコラボしてMVも作られた。
曲を聞きMVを見る限り、色々始まってる感じはあるがNabewalksとFKAKによるリミックスではよりパーティーも闌という感じがする。色々な意味でアシッドだ。
▽JODY - 「Hajimattenai (FKAKNabewalks Remix)」
クラブや夏の野外フェスで聞いたらオーディエンスの熱気間違いなしのアレンジで、そんな楽しみ方が当たり前だった時期が懐かしく思い出される。
Nabewalksは以前インタビューでビートメイクのポリシーとして「クラブでかけることをイメージしている」と語っていたが、このリミックスもまさに!という感じだ。
Nabewalks
NabewalksはYENTOWN所属のDJ、プロデューサー、デザイナーだ。
デトロイトテクノに影響を受けDJとしてのキャリアをスタートさせ、国の内外を問わず広く活躍している。
2020年夏には「D8000」「FLY」「Smile (Nabewalks Remix)」を3ヶ月連続でリリースし話題となった。
Instagram: @nabewalks
Twitter: @nabewalks
FKAK(Lazy BOYS)
FKAKは、グラフィックアーティストVERDY率いるLazy BOYSに所属している。
DJ、MC、モデル、ブランドプロデュースなどを経てDJとしての活動を本格的に開始した。
HIPHOPだけでなく様々な音楽ジャンルを採り入れるユニークなDJプレイは、海外でも評価が高い。
「今」の流行や自身がいいと思った曲をリアルタイムでミックスに取り入れていくことで、オーディエンスの興味関心の幅を広げることを目的としているという。
相変わらず先行きが不透明でクラブやライブにも行きにくい状況が続くが、オリジナルとリミックスの両方を聞いて現場で楽しめる日を待とう。