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異色のコラボCreepy Nuts(クリーピーナッツ)×菅田将暉「サントラ」の魅力に迫る

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7/1に配信されたCreepy Nutsと菅田将暉のコラボレーション楽曲「サントラ」。オリコン週間デジタルシングルランキングでもTOP10入り、YouTubeにアップロードされたMVは210万回以上再生されている。9月4日にはミュージックステーションにて披露。Creepy Nutsが初出演したこともありファンの間で話題となった。

しかし、なぜ今一番勢いのあるHIP-HOPユニットと人気俳優がコラボレーションしたのだろうか?

今回は3人の接点と「サントラ」の魅力について詳しく紹介していく。

コラボのきっかけはラジオから

https://twitter.com/cnann0/status/1275365272120000514

https://twitter.com/cnann0/status/1275365272120000514

 

Creepy Nutsと菅田将暉はそれぞれニッポン放送のレギュラー番組を持っているという共通点がある。菅田は月曜25:00~27:00の「オールナイトニッポン」、Creepy Nutsは火曜27:00~28:30の「オールナイトニッポン0」を担当。

2019年7月に菅田のオールナイトニッポンでR指定をいじったことがきっかけで2組が接点を持つ。菅田にいじられていたことを知ったCreepy Nutsも翌日の放送で菅田をネタにトークする。その後の放送でも、それぞれの番組で互いをいじりあった。

1か月ほど互いをいじりあった結果、菅田のオールナイトニッポンにCreepy Nutsがゲスト出演することに。その際、DJ松永が菅田に曲を提供したいという旨を伝えた。菅田は「今夜はブギー・バック」(小沢健二・スチャダラパー)のような曲にしたいといい、コラボすることが決まった。

ロック調のサウンドでエンターテイナーの想いを描いたリリックが魅力

ロック調でアップテンポなサウンド俳優やミュージシャンをしている側の気持ちを綴った力強いリリックが「サントラ」の魅力だ。

トラックは音楽プロデューサーの川口大輔の協力のもとでバンドアレンジし、軽快で温かみのあるロックサウンドになった。

リリックはエンターテイナーとして働いている人の心情や戦い方を表現しており、俳優の仕事とミュージシャンの仕事についてありのままを描いている。R指定の軽快なフロウのラップと菅田の力強い歌唱力によって、リスナーの心をつかむ曲となっている。

楽曲制作中のエピソード

「サントラ」の名付け親はDJ松永

「サントラ」という曲名はDJ松永が付けたとラジオで公言している。

R-指定が曲を完成させた時はもともと別のタイトルだった。

しかし、R-指定がDJ松永に相談した際、「(ミュージシャンと俳優)それぞれの仕事で集約されているものがサウンドトラックだし、映画も音楽もエンターテイメントで聴く人・見る人の感情を助長するもの。それ自体がリスナーの人生のサウンドトラック的なものになるのではないかな」というDJ松永が自身の考えを伝えたところ、タイトルを「サントラ」に変更することになった。

菅田将暉のネームバリューに頼らない楽曲

Creepy Nutsは今作品で、菅田のネームバリューに頼らないハイクオリティな楽曲を目指して制作した。イメージだけで批判する人たちをカッコ悪いと思わせるために、2人が得意とするラップとリリックとトラックにかなり注力した。

その結果、般若などプロのラッパーからも評価を得ており、外野から有無を言わせないほどハイレベルな曲となっている。

制作に1年の時間を費やした

2019年8月にコラボすると明言していたが、2020年7月に配信と1年という月日が経っている。
いくつか理由はあると思うが、DJ松永のDMCによる多忙作曲で苦戦していたことが大きいと思われる。

DJ松永がDJバトルの大会DMCに出場し、日本大会に進出。さらには、世界大会に進出することになり、多忙のため3人で曲の話をする機会を作ることができなかった。

また、Creepy Nutsの2人は作曲でかなり苦戦したという。菅田とのコラボでリスナーの期待に応えられる曲を練りに練ったそうだ。コロナの影響で時間があったためか、ある程度完成した曲でも1回白紙にして作り直したことも。DJ松永はラジオで「(作曲中に)今なら泣ける、っていう瞬間が何度もあった」と語っていた。

ラジオパーソナリティならではのMV

https://twitter.com/cnann0/status/1275365272120000514

 

MVの撮影場所はニッポン放送のラジオブースで、3人がラジオパーソナリティならではの映像となっている。

菅田将暉がラジオ番組のコーナーでゲストとしてR-指定とDJ松永招き、2人の過去を写真とともに紹介するシーンから始まる。子供の頃から若かりし頃を思い返しながらトーク。人生をドラマや映画として、その「サントラ」として輝くことができるようにという想いが込められている。

後半はDJ松永のDJプレイ、R-指定のラップ、菅田将暉の歌と勢いのある楽曲を披露。3人の全力のパフォーマンスに元気をもらえる。Creepy Nutsのこれまでの写真も登場。彼らの軌跡と歌詞がマッチしていて、結成当初からのファンにとって感極まる映像となっている。

ミニアルバム「かつて天才だった俺たちへ」に収録されている

「サントラ」は8月26日に発売されたCreepy Nutsのミニアルバム「かつて天才だった俺たちへ」に収録されている。

「サントラ」以外の収録曲でも、THE HIGH-LOWSのカバー曲「日曜日よりの使者」で菅田将暉とコラボした。本家の曲をアレンジし、Creepy Nutsらしさのある曲となっている。バンド隊として、ピエール中野(凛として時雨)、加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)さん、津野米咲(赤い公園)と豪華なメンバーが参戦した。

表題曲の「かつて天才だった俺たちへ」も良曲なので「サントラ」でCreepy Nutsを知った人にはぜひ聴いてほしい。

常に進化し続けるCreepy Nutsの2人に期待しかない。これからも注目したいヒップホップユニットだ。

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