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Authority ラッパー紹介

世代交代を体現!ラップバトルの新王者、Authority(アウソリティ)

投稿日:2020年8月10日 更新日:

2018年から現在にかけて、バトルシーンの勢力図を大きく書き換えたラッパーがいる。

2019年UMBチャンピオン、「Authority」である。

現在、バトル界隈では莫大なプロップスを手にしており、「現役最強」とも言われている。

今回はAuthorityのプロフィールやバトルスタイル、ベストバウトについて、ペン先に集中してお伝えしよう。

ラップバトルの新王者、Authorityのプロフィール

https://www.instagram.com/p/CCayZ4XlasG/?utm_source=ig_web_copy_link

  • 本名:非公表
  • 年齢:23歳
  • レペゼン:青森県黒岩
  • 主な戦績:UMB2018準優勝・UMB2019優勝

 

Authorityがラップを初めたのは、高校2年生。

キャリアが1年程度であるにもかかわらず、第11回高校生ラップ選手権へ出場している。

 

しかし1回戦でLuizに敗れ、結果が残せていたとは言い難い。

その後もUMB2016に出場するものの、完全に埋もれてしまった。

というように不遇の時代を過ごした彼だが、UMB2018年で準優勝したあたりから、トップシーンへ君臨するようになった。

 

青森には、長らく「この人がフットスターだ」というラッパーがいなかった。

しかしUMBに凱旋、戦極やKOKで結果を残したAuthorityが、青森のフットスターとして君臨している。

 

 

私生活では、商業高校で留年し、4年かけて卒業するなど、多少ルーズな部分も。

また福岡の街で酔い潰れて救急車で運ばれるなど、多少若い一面もある。

 

Instagramライブなどを見る限り、性格は温厚でのんびりとしているように見える。

青森弁が混じっており、かなり素朴な印象だ。

尖っているラッパーも多い中、ここまでピースフルなキャラクターも珍しい。

Authorityのラップスタイル

アウソ vsmu-ton

(引用:YouTube

Authorityのラップスタイルは、「何でもできるオールラウンダー」といったところ。

フロウ・ライム・ヴァイブス・アンサー、即興性にリリシズム、すべてが高水準。

スタイルとしては、R-指定に近い部分がある。

 

特にリリシズムが美しく、あらゆるものごとを独特に表現。

十人十色の十一色目」「神の助言すら迷惑行為なんだよ」など、普通のラッパーが考え付かないフレーズを次々と連打してくる。

しかもこれらのフレーズは前後で違う単語で踏んでおり、「言葉遊びの極み」とも言える完成度である。

 

とにかく全てがハイレベルであり、弱点らしい弱点のない超有力MCである。

Authorityのベストバウトは?

(引用:凱旋mcbattle

Authorityは、2018年から2020年までの間、とんでもないベストバウトをいくつも残している。

本当に絞り切れないが、特にロックされているものを集めて紹介しよう。

2018年UMB決勝 VS MU-TON

俺は忍者じゃなくてLastの侍

Authorityの名前を全国区に広げたバトル。

Authorityは、輪入道やKZとのえぐり合いを経て、決勝の舞台へたどり着きける。

 

決勝の相手は、優勝候補と目されていたMU-TON。

プロップスで圧倒的不利に立たされたAuthorityですが、強烈なライムを武器に応戦。

2本目まではほぼ互角の戦いを繰り広げる。

 

しかしMU-TONが2本目をキック中、Authorityは「MU-TONのラインに対して、『食らった』表情をしてしまう」という一幕が。

MU-TONには「あーって顔してんじゃねえよ」と2度に渡って指摘され、主導権を握られてしまう。

最後はMU-TONに「飛車角王手」のライムを完璧に落とされて敗北。

 

しかしシーンに残した影響は大きく、「Authorityは只者じゃない」ということを知らしめた。

SPOTLIGHT2019年決勝 VS CIMA 3本目

落ちちゃいけない色はyellowって決まってるんだよ

 

躍進を続けた2019年、AuthorityはSPOTLIGHTの決勝へ進出。

HARDY、じょう、バチスタ、KZなどの強敵をなぎ倒しての進出だった。

 

Authorityは決勝戦で、次々とパンチラインを発動。

決勝戦は3本勝負であり、スタミナを問われるレギュレーションだったが、最後の1本まで勢いは止まらなかった。

 

対するCIMAは、ボキャブラリがやや枯渇。

そんな中、上記の「落ちちゃいけない色はyellowって決まってんだよ」で会場が完全にブチ上がり、決着がついた。

Authorityの音源

Authorityの音源は、すでに相当な評価を受けている。

バトル中の攻撃性はおさえられており、メロウなフロウが全面に出ている。

 

現在もっとも注目されているのは、「Dream in」。

再生回数は、2020年8月現在で66万回に達している。

初めて流通した楽曲は「Tensei」。

この時期からR&B的な歌い回しが目立つ。

 

まとめ

アウソ vsCIMA

 

Authorityは、MCバトルで要求されるすべての要素を兼ね揃えた素晴らしいMCである。

今後もバトルは精力的に続けるようで、R-指定の成したUMB3連覇超えにも期待がかかる。

(それを阻止するために、全力で殺しにくる他のMCにも注目したい)

楽曲制作にも積極的で、今後もさらなる飛躍を見せてくれるはずだ。

今後もAuthorityの動向から、目を離せない。

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