戦極15章 T-Tongue vs スナフキン【リリック書き起こし】

2016年11月に行われた戦極MCBATTLE第15章本戦Japan tourのT-Tongue vs スナフキン。

スナフキンは2017年もバトルの現場で確実な成績を残してますね。
B-BOY-PARK2017優勝にKOK2017も東日本予選を勝ち取り本戦出場。

少し古いバトルかもしれませんが、書き起こしたいと思います。

T-Tongue vs スナフキン【リリック書き起こし】

[T-Tongue]
渋谷O-EASTこのステージからあんたとまた見渡す光景
ぶち込む飛車角王手マイク本一の異種格闘技戦
クラブが乱闘　あんたじゃねぇ俺がルパン・ザ・サード
奪い去るぜ　ルパン三世　ひっくり返すフランス革命

[スナフキン]
ネタばかりスタンばってる　だから無理だぜ
ルパン三世がどうか知らねぇ　不満なんてねぇ
俺がライム踏むツタンカーメン乗せながらもフロウ
I gotta go 働こう泡のよう I wanna know
わかればわかるだけだぜお前Tongueってわりにベロが立ってねぇな

[T-Tongue]
クレイジーなベロならば速攻まわってるから
また半端じゃねぇ　またも奪い去るTongueがルパン・ザ・サード
50万ならば掴むわちゃんとそういうことからもまたも揺らすクラブから路地
またもや手巻きでまくし　女神を抱くし　小藪よりかもべしゃりの達人

[スナフキン]
どこがべしゃりの達人か知らねぇ
見えねぇな核心　BEATの上だけでマイクに託し
wackにぶち込むライムとワクチン
わかってねぇ俺のLive見て何を感じたんだよ
お前は井の中　上げろ白旗飲み込むライム俺の胃の中

勝者：スナフキン

ライム巧者の2人のバトル。
さすが、かなりの数の韻を文脈を崩さずに、アンサーしながら踏んでいる。

T-Tongueは相手がリスペクトからかフリースタイルダンジョンでのスナフキン vs DOTAMA戦での"ルパン・ザ・サード"のワードを引用。
わかりやすく韻を踏んで観客をしっかり盛り上げるもスナフキンの相手のワードを拾って自分の韻に繋げるスキルが一馬身抜きん出ている。

さらにスナフキンは直接ライムワードで盛り上げるだけでなくグルーヴを作るために韻を踏むところもあり、バースの構成にも一味違いを見せる。

2バース目の「べしゃりの達人/見えねえな核心/マイクに託し/ライムとワクチン」は半端ない構成と即興性。
ここで勝負がはっきりついた瞬間でした。

KOK本戦ではどこまで駒を進めてくれるんでしょうかね。

ちなみにこのときは"T-Tongue"と表記していますが現在は"T-TANGG"です。
当ページでは動画での表記もあり"T-Tongue"と表記させていただきます。

T-TONGUE→T-TANGG
表記を変えましたが
今まで通りタングって
呼んでください🙏
— T-TANGG / タング (@KamakuraTangg) 2017年3月16日

では、また！