MC BATTLE & MUSIC WEB MAGAZINE

雑踏ビート

ラッパー紹介 日本語ラップニュース 鎮座DOPENESS

鎮座DOPENESS×Moment Joonが遂に実現!無料配信で神ラッパーのライブが楽しめる

投稿日:

鎮座DOPENESSとMoment Joonがライブ配信を行うというニュースが8月18日に入ってきた。日本語ラップのヘッズに多くのファンがいる2人のアーティストがライブを行うだけでも大ニュースだが、なんと無料配信されるとのこと。この記事では、これまで彼らを知らなかった人でもライブが楽しめるようにそれぞれの魅力を伝えたい。

鎮座DOPENESS×Moment Joon 日本語ラップの雄のライブ配信が決定!

Moment Joonのライブ配信がアナウンスされたのは、8月18日Moment Joonの公式Twitterアカウント内でのことだった。

https://twitter.com/MOMENT_JOON/status/1295668282800758784?s=2

鎮座DOPENESSと一緒にライブを行うということで、夏の終わりになんとも熱いニュースだ。

土曜夜8時からという最高のスケジュールで、なんと無料配信だという。今年の夏は軒並みライブが中止になってしまい退屈な酷暑を過ごしている人も多いと思うが、リアルなラッパーが共演するのを見られるのはなによりの幸せだ。

LIVE視聴の方法

LIVEDREAMER

配信は音楽専用アプリのLIVE DREAMERで行われる。スマホやタブレットで視聴する人は、アプリを事前にインストールしておこう。

アプリの操作方法はLIVE DREAMER公式サイトなどから確認できる。

当日になったらアプリを立ち上げてメニュー一覧から「ライブ動画一覧」から鎮座DOPENESSとMoment Joonのライブを選択するか、アーティストの公式SNSアカウントのリンクからアクセスしよう。

アカウント登録が必要なようなので、初めて利用する場合は早めに必要な操作を終わらせておこう。

変幻自在のラッパー鎮座DOPENESS

鎮座DOPENESSの音楽が好きなヘッズは多いが、彼の音楽やスタイルを定義することは困難だ。

時にチルでどこかカリプソ(カリブ海を中心に発展した音楽)のような雰囲気を持つと思えば、ファンクのビート上でスキルフルなフロウを見せる。それでいて江戸っ子のような風情も残す、風が吹けば見せる顔が変わる不思議な男だ。

 

その変幻自在なラップはライブだけでなく、UMBや色々なイベントで披露しているバトルでも同じで彼が戦う姿はまるで酔拳のようにとらえどころがない。のらりくらりとかわしていると思えば、思いもよらぬタイミングで一撃をくらうのだ。

ヒップホップのヘッズ以外にもファンが多く、キリンジ・矢野顕子・森山直太朗など錚々たるアーティストとコラボしている。

盟友である環ROYとは、ユニットであるKAKATOをはじめ多くの楽曲を共作している。

「七曜日」という曲では、7拍子という日本語ラップでは非常に珍しいリズムで何気ない日常の中で生まれるアンビバレンスな気持ちを歌っている。(GLAYの誘惑などロックやバンドでは7拍子はたまに使われる)

この曲の驚くポイントとしてはタブラとハンドクラップのみで作られているということ。シンプルな構成とは思えないほど奥深いサウンドだ。

これほどまでにどんなトラックやビートも自由に乗りこなせるのは、鎮座DOPENESSの他にいるだろうか?

戦う移民系ラッパーMoment Joon

大変安直な見出しだが、Moment Joonは戦うラッパーだ。日本や世界に蔓延る偏見やヘイトという病、自分自身と絶えず戦っている。

韓国出身のMoment Joonは大学進学を機に大阪へ移り、日本語でのラップ制作を始める。

日本のシーンで全国的に脚光を浴びたのは兵役後に発表した「Fight ClubJP(当時はMOMENT名義)」ムーブメントだろう。

Big Sean「Control」のビートをジャックしたこの曲は、多くのラッパーを巻き込み表層的なビーフではなくシーンを底上げするための競争をもたらした。その後Fight ClubJPムーブメントに参加したラッパーたちへのアンサーをまとめた「They Know feat. T-ill」という曲も発表している。

その後名義はMoment Joonに変化したが、「1曲でも意味あるの持ってこい」というその姿勢は現在に至るまで一貫している。

日本に生まれ育った人が無意識下で持つ偏見や思考停止の国際観、Moment Joonが日本で暮らしていく上で覚える違和感や、生まれ育った韓国への複雑な気持ちを言葉にして鋭く放つ。それが彼の目に映るリアルだからだ。

コロナ禍の4月初旬に発表された「Diamond(令和フリースタイル2)」では、遅々として進まない政府の動きへの皮肉を盛り込みつつリスナーに「個を重んじること、自分で考えることの大切さ」を優しい視線で説く。

最新アルバムPassport&Garsonではハードな部分と繊細で子供っぽい部分の両面性を表現しており、前作ImmiGangよりもパーソナルな「Garcon=弱い僕」の部分に踏み込んでいる。

彼のトレードマークともいえるドッグタグは、兵役の時に韓国軍から支給されたものだ。

徴兵時代の壮絶な経験、親子の関係は自伝的小説「三代 兵役、逃亡、夢」の中で描かれている。

彼が問いかけているのはテレビの中の絵空事ではない。まさに我々1人1人が日々直面している問題だ。彼一人にエンパワメントを押し付けるのではなく、共に自分の周囲との対話を行っていきたい。

中々見られない組み合わせのツーマンを見逃すな!

今回ご紹介したように鎮座DOPENESSとMoment Joonは、それぞれ異なる魅力を持つラッパーだ。この組み合わせのライブがどんな風に行われるのか、2人が一緒にパフォーマンスをするのか、ファンとしては様々な期待を持ってしまう。

未発表曲のパフォーマンスもあるようなので、29日(土)20時のライブ配信をぜひチェックしよう!

 

よく読まれています

-ラッパー紹介, 日本語ラップニュース, 鎮座DOPENESS
-,

Copyright© 雑踏ビート , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.