Sound’s Deliが8月18日(水)に待望の1stアルバム「MADE IN TOKYO BANG」をリリースした。
今回のアルバムは、タイトルからも分かる通り、Sound’s Deliの活動拠点であるTOKYO BANG STUDIOで制作された。
今作は、TrapとBoom-Bapのどちらも融合させたようなSound’s Deliらしい唯一無二の輝きを放っている。仲間と音楽を楽しむ中で培ってきたスキルと音楽に対する情熱と勢いが感じられる作品となっている。今作の全てのビートはクルーのエグゼクティブプロデューサーMET as MTHA2が担当し、クラシカルなヒップホップの要素とSound’s Deliのフレッシュさが融合したビートに仕上がっている。
リリース同日20時には、YouTubeに収録曲「SCAPE」のMVも公開され、仲間と楽しそうに過ごすSound’s Deliの飾らない自然体な姿が切り取られている。
Tracklist:
01. INTRO
02. MADE IN TOKYO BANG
03. DAWG LIFE FREE STYLE
04. STILL DAWG LIFE
05. BOSS FLOW
06. VIP
07. DO DUMB SHIT
08. SCAPE
09. GOODBYE (feat. SEEDA)
アルバムのラストには客演にSEEDA(SCARS)が参加した「GOODBYE」が収録されている。ベテランと今勢いに乗る若手クルーが作り出すハーモニーには注目だ。
アルバムのラストの曲”GOODBYE”ではSEEDAさんにも参加して頂きました!🙇♂️
こんな日が来るとは…😭
自分達の前向きなパワーを詰め込んだ、とにかくデカい鳴りの最高な曲になってます。
是非爆音で!❤️🔥❤️🔥❤️🔥https://t.co/oPECWUKijQ https://t.co/Ixg1UJxLbn
— Kaleido (@HikaruKaleido) August 18, 2021
また、Sound’s Deliは8/20,8/21,8/22日に行われたFUJI ROCK FESTIVALの初日にも出演した。
今回は、Sound’s Deliの1stアルバムリリースを記念して、「MADE IN TOKYO BANG」の魅力を余すことなく紹介していこうと思う。
Sound’s Deli 1stアルバム「MADE IN TOKYO BANG」の魅力に迫る!!
ここでは今作「MADE IN TOKYO BAN」の収録曲の中からいくつか楽曲をピックアップして紹介していく。
ここで紹介した楽曲以外の全ての収録曲もSound’s Deliの魅力が詰まった良曲なので、今作はぜひともアルバム全体を通して聴いてもらいたい。
Sound’s Deli - SCAPE (Prod. MET as MTHA2) 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 https://t.co/0QGSp4kHO0 @YouTubeより
公開された🥪
これを聴いて金曜日を乗り越えましょう、オー!!— G YARD (@kooodaaaai) August 18, 2021
Sound’s Deli - MADE IN TOKYO BANG (Prod. MET as MTHA2)
今作から先行シングルとしてリリースされた「MADE IN TOKYO BANG」
Sound’s Deliをアニメーションとして描いたMVは、とてもユニークで独特の世界観と爆発力で満ち溢れている。各verseでメンバー1人1人の個性が表れていてとても面白い。そこにスキルが乗っかることで、思わず首が振れてしまう。
Chris BrownのLook at Me Nowのトラックのようなテンポの良い重低音も相まって、テンションが上がってしまう不思議な中毒性が体感できる一曲だ。
黄色の肌はPickachu Bitch I'ma look at you
曲げない俺の美学 ないね死角
Stephen Curryの様にballin決める3 point shoot
俺のことを知ったつもりで話すやつもいる
Sound’s Deli - DAWG LIFE FREE STYLE (Prod. MET as MTHA2)
日本のHIPHOPシーンでもおなじみのクラシック「紫煙」をサンプリングしたトラックの上で、Sound’s Deliのスキルが爆発している。
Dawg Life starting from the bottom right? 将来売れないとか論外
Dawg Life starting from the bottom right? 将来売れないとか論外
将来売れないとか論外。という自信満々のスタンスと勢いがたまらない。
「紫煙」をサンプリングしたトラックの渋さとSound’s Deliのフレッシュさが化学反応を起こして、とにかくかっこいいイケてる一曲に仕上がっている。
Sound’s Deli -VIP
渋めなトラックの上で、バッチリと自分たちのスキルを発揮されている。Trap とBoom-Bapを感性に取り込み、独特の空気を纏うSound’s Deliのらしさが表れた一曲。
どんなビートでも柔軟に乗りこなして自分たちのものにしてしまうSound’s Deliの多才さには毎度のことながら驚かされる。
What's good I'ma bussing down the VIP
余裕な顔してるあいつらもびっくり
Ma crew どうせやるならば big
Yo yo ya'll ready for this shit man?
Sound’s Deli - SCAPE (Prod. MET as MTHA2)
哀愁感の漂うビートの上でしっとりとしたラップもできるSound’s Deliの幅の広さに驚かされた。
Tim Pepperoniの流れるようなhook部分がビートとマッチしていてかなり聴き心地が良い。
crack & swish もういらない 高く綺麗なあの景色を見るtrill life
奪うけど分け合う金やtime i do what i want もう抜け出す
black card 手に入れ街に行く
母親に買うあの louis bag uh uh uh i do what i want もう抜け出す
もう抜け出したいよ my life 金じゃ買えないけど得るmore big cash
i don't wanna waste my time 逃さないチャンス i do what i want
i know i'ma star 輝いてる毎日
等身大の素直な気持ちを表現したリリックにとにかく鳥肌が立ちまくるようなそんな一曲だった。
Sound’s Deli - GOODBYE (feat. SEEDA)
アルバムのラストを飾る「GOODBYE」には、SEEDAがゲストとして参加している。
クラシカルなビートの上で、Sound’s Deliが熱く勢いのあるフレッシュなラップを乗せる。気持ちの籠もったマイクリレーに心を揺さぶられてしまった。
愛する人悲しませてdie young ならいらない高級車にダイヤ
俺だけじゃねえ for real メッキの幸せもういいから
負けれ無え理由胸に刻みfight
Goodbye yeah bitches goodbye Goodbye yeah bitches goodbye
俺は稼いでもやること一緒 回しているよいつものstudio
Goodbye yeah bitches goodbye Goodbye yeah bitches goodbye
GOODBYE (feat. SEEDA) https://t.co/TGR0aAC2Ea @YouTubeより
まさか 誘ってもらえるとは!! めっちゃ嬉しかったです
MET君の駄目だし きつかったー 笑
喧嘩してる仲間
逝っちまったbrav
What ever the reason was
皆また 会おうSD FT SEEDA Good bye
— SEEDA (@neetseeda) August 18, 2021
Sound’s Deliの1stアルバムは新たな歴史の幕開けになる
いかがだっただろうか。
今回のSound’s Deliの1stアルバム「MADE IN TOKYO BANG」は、Sound’s Deliのラップスキルの高さ、音楽センスなど、クルーとしての実力を示すには十分すぎるアルバムと言えるのではないだろうか。このアルバムを手にとって聴いたその日には、「こんなかっこよすぎるクルー売れないとか論外」と多くの人がつぶやくことだろう。
勢いの止まらないSound’s Deliの今後の音楽活動にもぜひ注目していきたいと思う。