Leon Fanourakisが新作アルバム「SHISHIMAI」をリリース!

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Leon Fanourakisが自身2枚目となる新作アルバム「SHISHIMAI」を1月22日に配信リリースした。

約1年半ぶりの今回のアルバムでは、客演として同じレーベル1%(1パーセント)に所属するWILYWNKAや、初コラボとなるJP THE WAVYの他、地元横浜より大親友のSANTAWORLDVIEW、湘南出身のLEXらが参加している。

今回のアルバムでは、6ix9ineの楽曲などを手掛けたニューヨーク出身のトラックメーカーGHXSTや、Famous Dexに楽曲を提供したノルウェイ出身のKrissiO、南アフリカ出身のOakerdidit、アトランタ在住のYung Xanseiなど、豪華海外プロデューサー陣が名を連ねる。

[トラックリスト]
01. ZEKKOCHO (Prod. U-LEE)
02. What did you say!? (Prod. JIGG)
03. Tryna Be The G.O.A.T. feat. SANTAWORLDVIEW (Prod. Yung Xansei & thats not it)
04. CHAMPION feat. LEX (Prod. Oakerdidit)
05. HOT SAUCE (Prod. BULLSET & TIGAONE)
06. KIMEROYO (Prod. Yung Xansei & Bl$$d)
07. BEAST MODE feat. JP THE WAVY (Prod. JIGG)
08. YORI DEKAKU (Prod. Yung Xansei & Clint Ford)
09. TOBASE! (Prod. Yung Xansei)
10. NO LIGHTS (Prod. rocktee)
11. MOON feat. LEX (Prod. MurderFaktry)
12. KAGE (Prod. GHXST)
13. NANIMONO (Prod. AKI)
14. Better Now feat. WILYWNKA (Prod. KrissiO)
15. FALL (Prod. NOCONOCO)

>各種配信はこちら

1月8日には、SpotifyとApple Music限定で、先行シングル「ZEKKOCHO(Prod. U-LEE)」が配信されており、同時にYouTubeにミュージックビデオも公開されている。

今回のアルバムでは、Leon Fanourakis持ち前の高速フローを魅せる楽曲以外にも、新たな試みとして、エモーショナルな作品も取り入れている。
今回は、Leon Fanourakisの「SHISHIMAI」リリースを記念して、このアルバムの魅力を紹介していきたいと思う。

Leon Fanourakis2枚目のアルバム「SHISHIMAI」

約1年半ぶりのリリースとなった今回のアルバムでは、得意とする高速フローだけでなく、Leon Fanourakisのうちに秘められた喜怒哀楽を表現したエモーショナルな作品も収録されている。

Leon Fanourakis - ZEKKOCHO (Prod. U-LEE)

1月8日にSpotifyとApple Musicで先行配信され、「SHISHIMAI」の一曲目にも収録されている、「Leon Fanourakis - ZEKKOCHO (Prod. U-LEE)」

MVの監督は88rising所属のリッチ・ブライアンやジョージの映像も手がけるミカエル・ラバートが担当した。ビートのダークな印象を見事に映像化できているだけでなく、hookの部分では水中にいるような不思議で心地良い感覚に陥る。

トラックプロデュースは、YENTOWNのU-LEE。トリッキーなビートに持ち前の高速ラップを乗せてスタート。

この感覚今 Feeling ギリギリでも 意味あることがしたい

寝るとき夢見る たまには悪夢も その時次第でも Try

これぞLeon Fanourakisの高速フロウ。さすがに上手いな。と思ったら、hookで突然別人のような聴き心地の良いメロディアスなフロウを披露。

U-LEEの変則的なビートを活かし、これまでのLeon Fanourakisとはまた一味違う味が出ている。今回のLeon Fanourakis、まじでZEKKOCHO

hook

I say f*** the law 変な常識も

全部用ないよ この熱い夜 もう絶好調

Leon Fanourakis - BEAST MODE feat. JP THE WAVY (Prod. JIGG)

Leon Fanourakisと初コラボとなるJP THE WAVYが客演として参加した「BEAST MODE」

ビートは、JIGGがプロデュース。曲の始まりは、お決まりの「JIGGのビートが聴きたいな」

hook

Brand new (Tee tee) 着て出る (Clean)

今 Beast mode Stop する (Shi shi) 狙い撃つ Base が Drop 調子はどう?

まぁ俺ならもう 今 Beast mode 邪魔なもん Chop ほらひとまず Stop して Base が Drop

攻撃的な2人のhookから始まるこの楽曲。リリック間での合いの手がhookの勢いを加速させる印象。

かっこいいビートにかっこいい2人のラップの相乗効果で、最高にCOOLな楽曲に仕上がっている。

JP THE WAVY

背中にD like a 頭文字D 追い抜かす雑魚キャラ遠く100 feet

俺専属の Beat なら絶対に JIGG ただ Kick する Verse なら Hit しか見込めない

JP THE WAVYのverseの最後のフロウが本当に気持ち良すぎる。
JP THE WAVYの楽曲プロデュースを手がけることの多いJIGGへのリスペクトのこもった渾身の1verse。
小節ごとにフロウを変えて、ラップすることができるJP THE WAVYのスキルの凄さが垣間見える。

Leon Fanourakis - NO LIGHTS / TOBASE!

アルバムの9曲目と10曲目に収録されている「TOBASE!」と「NO LIGHTS」

日本語とは思えないほど滑らかなフロウは、まさに天才と言える。これがラッパーLeon Fanourakisだ!と自らのスキルを存分に見せつけてくる。

No lights

No lights 灯を消したらすぐさま おっ始めるから No lights まるで Ghost この暗闇暴れてやりたい放題 Black out しすぎて昨日俺何した? 壊れた脳内 今から No lights

Leon Fanourakis - CHAMPION feat. LEX (Prod. Oakerdidit)

南アフリカ出身のプロデューサーOakerdiditがビートを提供。
神奈川勢の半端なさをアピールするのに十分すぎるスキルフルな楽曲。

hook

横浜勢止まる気ねーわ  ぶちかます ついて来れんか?

LINEも F*** めんどくせーな 獅子とさLEX Diamond players

You can suck my dick If you don't like my shit

Xanny and Molly codeine  Dripping oh

誰かのDis 気にしてねーや 俺らがKING 文句はねーな

次世代の日本語ラップを引っ張っていくのは自分たちだと見せつける圧巻のスキル。

LEXの変則的なフロウとLeon Fanourakisの高速フロウが見事に融合していて、本当にかっこいい。

いかがだっただろうか。Leon Fanourakisは、1月29日から"SHISHIMAI" TOURも決定している。すでに名古屋、京都、仙台、横浜、札幌など9箇所でのツアーが予定されている。

自身2枚目となる新作アルバム「SHISHIMAI」

横浜の眠れる獅子が覚醒し、華麗に舞うその姿をぜひその耳で体感していただきたい。未来の日本語ラップを牽引していくであろうLeon Fanourakisをこれからの活動にも期待していきたい。

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