2020年も下半期を迎え、ベテランを押しのけ注目を集める若手ラッパーも増えてきている。また、2020年は日本ではエモラップと呼ばれるジャンルが一気に人気になった。今回はエモラップを日本に持ち込んだパイオニアとして多くのメディアに取り上げられ、注目を集めている「Hideyoshi」についてご紹介。
Hideyoshiとは?一体何者なのか?
豊臣秀吉と同じ名前「Hideyoshi」の名を持つ彼は一体何者なのか。
彼は、Weny DacilloやNormcore Boyzら若手ラッパーが所属するHIPHOPクルー「Tokyo Young Vision」のメンバーで、以前は高校生ラップ選手権にM-6POという名前で出場していた。現在は首都圏を中心に注目を集めているが、今月1月にYouTubeに公開された「Majinahanashi」は、海外からも注目を集めコメント欄は英語ばかりだ。公開されて6ヶ月が経過しているが、再生回数は200万回再生を突破。これからの活動が見逃せない存在だと知らしめた。
兄や親の影響でサウス・ラップを聴き始める
幼少期から、兄や親の影響でよく音楽を聴いていたHideyoshi。
その中でも、兄がよく聴いていたハードロックやポップパンクに影響を受けたそう。小学四年生の時に、サウス・ラップを聴き始め、そこからブラックミュージックを全般的に聴くようになったと語っている。
日本語ラップを聴き始めたのが中学生を過ぎてからというのが、意外だ。
Hideyoshiの好きなラッパーは?
ニート東京に出演した際に、海外で好きなエモラッパーは誰ですか?という質問にLil Peepの名前をあげたHideyoshi。本人曰く、声を重ねているアーティストが聴き心地が良く好きらしい。音楽を始めたきっかけは、高校生の頃に地元の先輩とのトラブルで周りの人に迷惑をかけてしまった時に自分を見つめ直して、好きなことを積極的に取り組もうと思ったと語っている。
Tokyo Young Visionとは?
Hideyoshiが所属するクルーTokyo Young Visionとはどのようなクルーなのか?
メンバーはNormcore Boyz、Weny Dacillo、Fox4G、DJ NORIO、SPADA、MIKEなど若手ラッパーが中心で、音楽だけでなくファッションからデザインまでを手がけるデザイナーなどの才能を持つメンバーで構成されている。
高校時代に友人を通して知り合ったメンバーなど、家族のような信頼の厚いクルーだ。
Normcore Boyzの代表曲
Normcore Boyzの有名な曲はANTI SOCIAL CLUB という曲。中毒性のあるhookが話題を呼んでいる。
これからの活躍に期待が持てる若手ラッパーだ。
Weny Dacillo
明るくメロウな声を持つWeny Dacillo。高校生の時には、高校生ラップ選手権にも出場経験のある実力派ラッパー。フィリピン人の母と、日本人の父を持つラッパーでハーフのラッパーだ。Weny Dacilloの曲でメジャーなものは「ビッチと会う」。JP THE WAVYやPablo Blastaとフューチャリングしたこの曲は、一時はかなり話題となった。
今紹介した以外にもTokyo Young Visionには素晴らしいラッパーがたくさんいます。
そんなTokyo Young Visionについてもっと詳しく知りたいかたは下記をチェックだ。
Hideyoshiを初めて聴く人にオススメな曲
「Majinahanashi」はHideyoshiを知る上では欠かせない一曲だ。PVに出てくるクルーのメンバーの動きにも注目。
「Celebration」はDJ RYOWのトラックとコラボした一曲です。キャッチーな曲なので、Hideyoshiの曲を初めて聴くにオススメの一曲。
Hideyoshiのファッション
Hideyoshiが多くのファンから支持される理由は、彼の音楽センスだけでなくファッションセンスにも魅力があるからだ。
特に特徴的なのが、ニット帽から出た編み込みの髪の毛。そしてタイト過ぎず、70年代から90年代の雰囲気を感じられる服装。
Hideyoshiは服を選ぶ時”自分らしさ”を大切にしているそう。
まとめ
https://twitter.com/lilhideyoshi/status/1092664827380547584?s=21
いかがでしたか?
海外からも注目されていて、これからの活躍が楽しみなラッパーの1人だ。YouTubeやSpotify、Apple Musicなどのサブスクでも音源がチェックできるので、ぜひチェックだ。