ブラックモンスター10人との壮絶なバトルを終え、ホッと一息ついた2代目モンスターたち(初代の隠れモンスター漢、R-指定、DOTAMA含む)。これで一先ず企画自体は終了...と言いたいところだったが、なんとまさかの緊急企画が発動。次なるフリースタイルバトルは、再びブラックモンスターとの団体戦へ。確かにR-指定に関しては最後の最後にとっておきのゲスト扱いとして控えていただけに、これでブラックモンスターとのバトルが終わるのも本人しかり視聴者としてもモヤモヤ。ということで団体戦が息をつくことなく開幕したわけだが、これがまた面白い展開を繰り広げる。
さて、一体どんな団体戦になったのか...今回はその模様をお届けしよう!
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総勢8チームによる団体戦!チーム分けは?
オーガナイザーZEEBRAの一言でいよいよ始まったブラックモンスターvsダンジョンモンスターとの団体戦。気になるチーム分けだが以下の通りとなった。
ダンジョンモンスター1(裂固・輪入道・ACE)
ダンジョンモンスター2(DOTAMA・崇勲)
ダンジョンモンスター3(R-指定・呂布カルマ)
ダンジョンモンスター4(般若・FORK・漢)
ブラックモンスター1(じょう・NovelCore・9for)
ブラックモンスター2(SAM・ID)
ブラックモンスター3(晋平太・peko)
ブラックモンスター4(ミステリオ・BASE・CIMA)
それぞれのチーム構成を見ると、両者ともに面白い並びに。特にダンジョンモンスターでは般若・FORK・漢とかつてのB-BOY PARK全盛期をよく知る...というかまだKREVAも若手としてバリバリにアングラの現場にいた頃、そしてフリースタイルバトルが喧嘩と言えるほどのバッチバチの時代を知る数少ない男達が遂にタッグを組んでしまったから、30代以上のヘッズ達は楽しみで仕方ないんですよね。
え?むしろどのチームも強くない?
また、R-指定・呂布カルマの最強コンビに加え、DOTAMA・崇勲のユニークさを表現するコンビ、熱量と早口ラップが得意な裂固・輪入道・ACEが満遍なく振り分けられ、これまたどれも見逃せない。もちろん、ブラックモンスターも晋平太・pekoというこれまで見たことがないタッグ、SAM・IDのバランスの取れたタッグが生まれており、十分ダンジョンモンスターたちを倒せる組み合わせに。
なお、総当たり戦となる今回は既に戦いが繰り広げられており、ブラックモンスターが2勝1敗でダンジョンモンスターに一歩リードしている。そんな中、今回は注目の般若・FORK・漢チームが満を持して登場。般若・FORK・漢チームは、関西勢のラッパーが集結したミステリオ・BASE・CIMAのチームと対戦!ではそのバトル内容を振り返ろう。
団体戦 4thBATTLE
バトルビート「Chingy/Right Thurr」
【般若・FORK・漢】
F:こんな組み合わせでやる時が来るとは思わなかったぜ
隙ならねぇ見りゃわかるだろ
この勝負 今日で見納めだ
このバトルは一瞬たりとも見逃せない
般:テメェさっきから何見てんだ 漢だごめん
お前にワンパンで振るマンハッタン
そこまで飛ばしてやるよ
CIMA俺とやりたかったらしいな
かかって来いよいいな
【ミステリオ・BASE・CIMA】
C:一体どこがマンハッタン?
俺レペゼンJAPANだから管轄外
ミ:何がマンハッタン
ラスボスごめんね頑張った
B:そんな事言わずにもっと深く長く巻かない?
ミ:俺らはもう一度信じただけだ
上がっていきなよ新木場ageHa
【般若・FORK・漢】
漢:このチームワークだったら今日ならパーフェクト
お前らだったら勝てる確率単なる1%もねぇ
単なるパッパラパー
F:間違いねぇここ新木場ageHa
この勝負に勝つのはこの3人のチンピラだけだ
漢:しかもこいつらが俺達を相手にしても
いや逆だぞ お前らが死んじまってんだ
【ミステリオ・BASE・CIMA】
C:一体どこがチンピラだけだ
こいつらメインディッシュがない きんぴらだけだ
ミ:俺らに負けて笑われる
ほら ファミマで買っとけからあげクン
B:からあげクンよりカラッと乾いた◯◯◯◯で一服したい
C:所詮は俺らを料理出来ない見習いコック
今日塗り替えるぜHIDA対FORK
【般若・FORK・漢】
般:ガタガタ抜かすんじゃねぇよ この道開けろ雑魚
言わずと知れた俺がダンジョンのカオ
3人まとめてやってやるHELLO
描いてみろよ クソみてぇなテメェらのフロウ
漢:チンピラな訳がねぇ知ってんだろ?
誰でも知ってるチ◯カス般若
だったらオメェらチンピラじゃねぇ
俺達がビンタ
並みのこのパンチライン一発で今日は勝負つける番だ
【ミステリオ・BASE・CIMA】
C:チ◯カス般若 韻出すまずは
違うこっちのブラックモンスターが瞬殺の番だ
ミ:俺らで踏んでく ガンガンライム
漢さんじゃ出来ひんワンマンライブ
B:ワンパンよりもワンライン
漢さん般若さんFORKさんよりもスプリットじゃん
ミ:こいつら面倒臭い読書感想文
でも顔面見てたら野糞3等分
まさに一瞬一瞬見逃せない戦いとなった4thバトル。まずは"テメェさっきから何見てんだ 漢だごめんお前にワンパンで振るマンハッタン"という般若の小ボケはお見事。これで会場のハートを釘付けにした訳だが、その後も"ガタガタ抜かすんじゃねぇよ この道開けろ雑魚言わずと知れた俺がダンジョンのカオ"という誰もが納得の一言を放つ。これに対し、ミステリオ・BASE・CIMAも負けじと多くの韻を踏むも敢え無くなくレジェンドの前に意気消沈。
結果、4:1でダンジョンモンスター般若・FORK・漢の勝利。しかし、終始BASEは全てのバースで他のことに夢中だったようだ...。
次なる戦いは裂固・輪入道・ACEvsSAM・ID
般若と漢、そしてFORKの旨味だらけのバトルに余韻が残るところだが、続いては裂固・輪入道・ACEの3人に対して2人で挑むSAM・IDの戦いへ。
このバトルで注目なのは個人戦で絶好調だった裂固とダンジョンのステージでおしゃれに韻を踏みまくるSAM。まさにお互いホープ的な存在だが、どんな戦いを見せてくれるのだろうか...。
団体戦 5thBATTLE
バトルビート「Normcore Boyz "Still Alive" feat, Young Dalu, Gucci Prince & Spada」
【裂固・輪入道・ACE】
A:誰がReal black それかRealrap
かますか知らねぇがSAM&ID
俺ならばそれ 宝の在処がここにあるから
俺達の勝ちじゃん
輪:宝の在処 仲間と飛ばしたい
壊した終わりはまだ来ねぇ のらりくらり
ラップしてるだけなら 俺らにゃ勝てねぇ
2人まとめて来い クソったれ
【SAM・ID】
I:3人まとめた突貫工事
これは完全に挑発行為
俺は興味ない いつもLonely
お前みたいなモブは すぐ素通り
S:宝の在処 ピエール瀧じゃなくて
レペゼンする華厳の滝さ
裂固・輪入道・ACEまとめてRest in peace
【裂固・輪入道・ACE】
輪:Rest in peace 死ぬのがどっち
すぐに分かるぜ 遊びに来い そうだこっち
どこが挑発行為
全員背負ってる リアルなローカルホーミー
裂:ローカルホーミー素通りする事できねぇ
俺達はそう レペゼン裏通り
いろんな経験から形成されてんだよ
だからこの先天性の才能で 曇天も晴天に変えてく
俺達 全身全霊
【SAM・ID】
I:だからさ 突貫工事 言ってんじゃんかマジ
考えてみなよ 俺やりたい We like to party
お前さっき言った事 俺じゃん
なんでSAMに言ってんの そこんとこどうなの?
S:素通り厳禁 るろうに剣心
まぁ ぶっちゃけ裂固君 可愛すぎてスポンジケーキみたいになってる
Back to basic
知ってんだろ 俺がレペゼンするMastaQuench
【裂固・輪入道・ACE】
裂:るろうに剣心なら 俺は剣をブスリと刺してくぜ
俺達はこの物語の続きを知ってんだ
だからこの物語の行方 俺達は熟成されたライミング
SAMさん本当にガタガタうるせぇ
A:そしてスポンジなら素通りさせない全部吸収します
まるで魔人ブウ
お前のラップなんて断然Boo 俺達は3人Good
3人級 サイジング RIZIN級 崩れません
分かるか全て作るぜ くらえ九頭龍閃
【SAM・ID】
I:feel like I'm Goku feel like I'm Goku feel like I'm Goku yaya
俺はGoku お前はBooで俺が勝つyaya
簡単な事 お前 普通のラップしかしてない
なのになのにアピールそれしかできない◯◯◯
S:魔人ブウじゃなくて捧げるアンサンブル
勘ぐるスクランブル知ってる 人生はギャンブル
ポンポンポンポンライム踏んでる まるでオードブル
だけど俺から言わせりゃ全部リーズナブル
若手中心となった5thバトル。この戦いでは強かにライオンを倒すかのごとく、SAMとIDのマイク回しに注目が集まった。IDがグルーヴィーにリリックをはめ込む一方でSAMは「宝の在処 ピエール瀧じゃなくて
レペゼンする華厳の滝さ」と独自のライムを放つ。加えて、ラストバースで「魔人ブウじゃなくて捧げるアンサンブル 勘ぐるスクランブル知ってる 人生はギャンブル ポンポンポンポンライム踏んでる まるでオードブル だけど俺から言わせりゃ全部リーズナブル」と韻のスマッシュ!純粋にこれはすごいですね...。
結果:クリティカルヒットでブラックモンスターの勝利
次なる戦いはDOTAMA・崇勲vs晋平太・peko
さぁ、どんどん行きましょう!続いては初タッグ?とも言えるほど新鮮な組み合わせのDOTAMA・崇勲。そして、こちらも間違いないスキルとテクニックを持ち合わせている晋平太・peko。個人戦となれば本領発揮できる4人だが、果たして団体戦としてはしっかり機能するのだろうか...いろんな不安要素があるが、一体どんな戦いに。
団体戦 6thBATTLE
バトルビート「Aklo-Kreva/CatchMe If You Can」
【DOTAMA・崇勲】
D:そんな葬式みてぇな面すんじゃねぇよ
pekoちゃんマジでハイなんだろ?
地元のR-指定にボコられただけで
あ 俺もさっきSAMにボコられたばっかりだった
崇:DOTAMA言いすぎ
でもそういうとこ好き
当たったが運の尽き
お前らは胸がズキズキ
【晋平太・peko】
p:お前らこそ運の尽き
お前らのダサいラップはうんこ付き
晋:お前に負けてる訳じゃねぇお前が好き
フリースタイル次々吊り出す主義
無理なんてねぇ 全員にブーイングされても
首くくりされても九分九厘逃げるはずねぇ
これが俺のスタイルそんな顔すんなよ
【DOTAMA・崇勲】
D:確かにR-指定の言ってた通りだ
暑苦しくてしょうがねぇんだオメェは
グイグイ迫ってくんな
首吊り自殺する訳ねぇだろ 俺はネクタイしてる
いつでも首吊れるけど自分の意思でしないんです
崇:やめとけやめとけDOTAMA
俺の姉ちゃん首吊り 死んじまってる胸が痛いぜ
そういう事は言わないで
Rest in peace 天に届けるぜ
なぁ不謹慎な事はねぇぜ
天で姉ちゃんも絶対喜んでる
【晋平太・peko】
p:天で姉ちゃんが喜んでるかもしんねぇな
不謹慎て言われても突き刺すツインビーみたいにどんどん突く
俺はイカしていくだけ このビート乗りこなすぜ
Catch Me If You Can つまりはディカプリオ
こいつはいがぐり坊主
まだまだ繰り出してくこのMicrophon
晋:姉ちゃんの為に天まで飛ばそう
このラップで一瞬終わらそう
【DOTAMA・崇勲】
D:確かにいがぐり坊主でも 俺ディカプリオ?
マジで嬉しいな
ちゃっかり褒めちゃってる この人マジで最高だ
梅田サイファー君が一番好きだ
その次にふぁんく その次にKBO その次にR-指定
崇:確かにディカプリオ タイタニックシーンせず
沈んでっちまう
ちっと噛んじまった
仕方ねぇなこれが俺だからさ
【晋平太・peko】
p:Rはお前にとっては味方
なんでそんなにディスってんだよ
あいつをディスんじゃねぇよ
俺の仲間でもあるんだよ分かるかよ
晋:お前の妬み 僻み それにそれが全てジェラシーに見えるぜ
やめた方がいい もっと認めな
あいつの事が死ぬほどリコメンドしてんだろ
お前は自己嫌悪しすぎだぜ
そんなのはもうイノベーションして
自分の脳みそを改革して もう一度あいつに好きだって言いな
割とバチバチな展開になった6thバトル。「そんな葬式みてぇな面すんじゃねぇよ pekoちゃんマジでハイなんだろ?」から入ったDOTAMA、さらには「首吊り自殺する訳ねぇだろ 俺はネクタイしてる」と言い放ったが、まさかの崇勲が「やめとけやめとけDOTAMA俺の姉ちゃん首吊り 死んじまってる胸が痛いぜ」の一言...。なんだか自陣の仲間を痛めつけてしまったが、これを機にpekoと晋平太のスイッチが入ったように熱いバースを仕掛け、お得意の本気モードに突入。なぜかR-指定のこと好き嫌い対決みたいな終わり方になったのは面白かったところ。
結果 3:2でブラックモンスター晋平太・pekoの勝利
まだまだ熱い戦いは終わらない!
という事で今回はこれまで!まだまだ両者ともに譲れない戦いが繰り広げられそうだが、1つ気になった点が...。DOTAMAが警視庁の麻乱用防止キャンペーンに参加したことが大きな話題になってるけど...これ絶対ダンジョンでもバトル中に触れますよね...?続きが気になります!!!
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