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Chilly Source味見してみませんか?Chilly Sourceのメンバー15MUSとは?

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メロウな楽曲で、切ないリリックと特徴的な声で多くのヘッズの心を掴んで離さない15MUS(フィフティーンマス)をご存知だろうか?

最近は多くの公式プレイリストにも選出されており、知名度も少しずつ上がってきている。今回は、そんな15MUSの魅力を皆さんにご紹介していきたいと思う。

15MUS(フィフティーンマス)とは一体何者?

15MUSは神奈川県横浜県出身のトラックメイカー兼MC。15MUS(フィフティーンマス)という名前の由来は、自らが立ち上げたWEBサービスの名前に由来している。バンドのベーシストとして音楽キャリアをスタートさせて、2015年には、ソロ活動を開始した。

2018年1月に自身初シングルとなる「DOOR」をきっかけにYouTubeやSoundCloudに次々にフリートラックを配信した。その数なんと100曲以上。その年2018年の7月には、ライフスタイルレーベルChilly Source〉に加入した。Chilly Sourceは、Chillで気持ちの良い音楽をテーマにラジオ配信やトラックリリース、イベント企画、運営やアパレル販売などを行っている集団だ。

Chilly SourceのメンバーはトラックメイカーのillmoreやMCのケンチンミン、MCのpinakoなどをはじめとする25人ほど。チームはラジオチーム、DJチーム、アーティストチーム、ビジュアルチームがある。それぞれのチームに特化した能力があるが、どのチームも目的は同じでChillで気持ち良い音楽を求めて活動している。

2019年9月に1stEP「MEMORIES」をリリース!

2019年9月にはファン待望の1stEPをリリースした。このEPでは、同じレーベル「Chilly Source」のメンバーケンチンミンを客演に迎え、多くのリスナーにノスタルジーを感じさせた。リリックもトラックも全て15MUS自身で制作している。元々バンドをやっていたこともあり、曲作りの過程に関しては、バンドで曲を作っていた時と同じ感覚があるという。しかし、複数人で音を届けるバンドとは異なり、1人での活動になった今はやりたいようにやっていると15MUSは語っている。

15MUS - Oh No

OhNo 許すまじ過去の自分

気分でなんとなく惑わし

もうダメかなってうつむいてた未来 居ない君と

ゆらゆら揺れてる ふらふら暮れてく

さしあたっては言うことはないが なんて強がりを 言ってみたいもんだ

「Oh No」のPVでは、浮気した男が過去に付き合っていた女の子を思い出し、後悔する姿がリアルに描かれている。聴くものの感情に”沁みる”エモーショナルなサウンドと真っ直ぐなそのリリックは15MUSにしか出せない。

思いの丈全てを綴った「Your Song」

2019年11月16日には、15MUSが思いの丈全てを綴ったという自身でも思入れの深いシングル「Your Song」をリリースした。

1stEP「MEMORIES」をリリースした後に新しく作った曲「Your Song」

この曲は15MUSのお母さんが体調を崩し、心臓の調子が悪いために手術をした。現在は体調も回復し元気になったが、このことをきっかけにいろんな事を考えさせられてできた楽曲。

リリックには、自分の母親の入院で感じたことから派生した自分の人生にまつわる様々な心情や思いを盛り込んだ。「Your Song」のMVの最後のシーンからも、そういった親子のストーリーが感じられる。

大人はきっと演じるもんで したいこと全部飲み込んでるって

本当は昔と変わらないって あなたは笑顔でそんなこと言った

この部分は15MUSの母親が実際に言った言葉。歳を重ねるごとに大人のフリをしてそう振る舞っているけれども、やっぱり気持ちは変わらない。

という、どこか切ないけれども生きていく上でとても大切な事に気がつかせてくれる。

〜hook〜

なんだかあなたに会いたいな そう思ってはこんな歌にした

そうか夕日がなんだか悲しいから こんな時はどうにか思い出してくれよ

15MUSの音楽は聴いていて気持ち良いだけでなく、親に感謝する大切さまで思い出させてくれる。

東海オンエアのメンバーゆめまるも15MUSを聴いている

現在愛知県岡崎市を拠点に活動するYouTubeクリエイターグループの東海オンエアのメンバーゆめまるは、ニートTokyoに出演した際に、好きなラッパー3人の中に、15MUSを上げている。その影響もあってか、15MUSのYouTubeの多くのMVではゆめまるがニートTokyoで言っていたから聴きにきた。という人も多かった。

15MUSのビートメイクの過程

トラック・リリック全てを1人で制作している15MUS。

元々バンドをやっていた15MUSはビートを作るときは、鍵盤から作り始めることが多いという。

MIDIキーボードでエレクトリックピアノのトラックを一つだけ立ち上げて、ワンループ作り、そこからドラムの音を決めて徐々にいろんな音を足していく。というパターン。

リリックや歌メロに関しては、耳に残る良いものにするために、日頃からずっと思いつく限り考えているという。

楽曲制作の際には、トラックを先に作り、そこにメロとリリックをはめていくというパターンが多い。とにかく新しいものを作りたい。という気持ちが強い、15MUSは作りたい音楽を先に決めて、そこに必要な技術をその都度勉強しているという。

15MUSの「ますラジオ」

https://anchor.fm/15musradio/episodes/ep-ea7ge0

SNSで活発に活動しているタイプのアーティストでもない15MUSは、リスナーに自分自身の事を知ってもらうために自身のラジオ番組「ますラジオ」を通して、自分を表現している。

15MUSが一番影響を受けたアーティスト

アーティスト活動の動機は”人生において何か音楽に関わる事をやっていたい”という理由だったこともあり、初めからビートメイカーになりたい。という明確な意志があったわけではないという15MUS。そのため、憧れている人はいないとのこと。

特定の何かにこだわるのではなく、とにかく新しいものを生み出したい。という信念を持っているため、特に「15MUSっぽさ」を意識して楽曲制作に取り組んでいるわけではない。

15MUS自身がこれまで聴いてきた音楽や、体験や経験がコーヒー豆だとしたら、15MUSというフィルターを通して抽出されるコーヒー。その一滴一滴が15MUSの音楽。

もっともっと美味しいコーヒー、つまり良い音楽を多くの人に届けるためにアクティブかつ真摯に活動を続けている。

15MUSオススメの楽曲

多くのリスナーの心を震わせる15MUS。ここでは、その名曲の数々を紹介していく。

15MUS - 伝えなくちゃいけない

〜hook〜

伝えなくちゃいけない
近くなると言えない
不意に悲しそうだね
だけど全部語んないね
他になんも要らない
この気持ちは捨てない
終わりなんかは知らねえ
思い通りになってたら

好きな子に告白したいという感情をストレートに歌った「伝えなくちゃいけない」

MVでは、ハイスクール!奇面組が使われている。

ハイスクール!奇面組では、彼らの存在が夢だったというオチ。だからこそ、伝えられる時に伝えないと一生伝えられなくて後悔する。というメッセージがこの曲には込められている。

15MUS - TONARI

君の隣に行きたいな でも困らせてしまうよな

痛みを知ってる僕らには 選ぶことはもうできないのだから

2020年5月15日にYouTubeに公開された15MUSのTONARI。
君の隣に行きたいけど、行くと困らせてしまう。というもどかしさをストレートに表現した歌詞は多くのリスナーの心を掴んだ。

15MUS - STORY

2020年9月10日にYouTubeに公開された「STORY」

ホーンセクションのフルートを際立たせたメロウなビートの上で切ないリリックを歌う姿は、多くの人それぞれのSTORYを思い起こさせる。

15MUS - wait

15MUSの1stアルバム「MESSAGE」に収録されている「wait」

2020年4月22日にYouTubeに公開された。コロナウイルスの影響でSTAYHOMEという言葉が流行った時期のMVで、12人のキャストのZOOMを使って撮影された。

〜hook〜

明日は何処へ行くの 君を待つよ 変えれない 思いは街に消えてくから

シンプルなトラックに優しいテンポで歌詞をのせる15MUSの「wait」はChillな音の源。まさにChilly Source。

15MUS - Baby feat ケンチンミン

15MUSの1stEP「MEMORIES」に収録されている楽曲「Baby」

〜hook〜

同じ時間過ぎ去ってた
僕らは夢を見た
行き先はどこだったか
変わらぬままいつまで歩こうか今日は
どこか君を探してた
いないかな
覚めちゃわないでBaby

MVでは、何かを探すように徘徊する15MUSが描かれている。

ケンチンミンのラップと15MUSのメロウなビートを共に感じれば、誰かに気持ちを伝えたくなるはず。

まとめ

いかがだっただろうか。

気持ち良く耳触りの良いChillな音楽を制作するChilly Sourceの一員である15MUS。真っ直ぐでどこか暖かい歌詞とメロウでノストラジックを感じるトラックは、これからも多くのリスナーの心を掴んで離さないだろう。新しいものを生み出すためにこだわる事をやめた15MUSのこれからの挑戦と楽曲からも目が離せない。

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