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フリースタイルダンジョン DOTAMA VS R指定 リリックと解説

投稿日:2016年2月4日 更新日:

フリースタイルダンジョンR指定

DOTAMA VS R指定がついにUMB2014ぶりに実現!

DOTAMAの怒涛の猛攻がフリースタイルダンジョン16・17と続き18で迎え撃つのは宿敵R指定!

UMB2011,2013,2014、過去3回の因縁の対決を経て、今回のバトルは果たしてどのようなアツい展開が繰り広げられたのか!

ちなみに過去3回のバトルの結果は
UMB2011…勝者DOTAMA
UMB2013…勝者R指定(延長2回含む3本で勝敗が決定)
UMB2014…勝者R指定(延長2回含む3本で勝敗が決定)

この結果からも両者の熱戦が甲乙つけがたいものだったことがよくわかる。
二人の勝負はUMB GRAND CHAMPIONSHIP2014から約1年ぶりのバトル。

隠れモンスターACEをも倒し、ノリにノっているDOTAMAの快進撃を果たして、R指定は阻止できたのか?

今回はこの二人のバトルのリリックを書き起こし、二人の熱戦を解説したいと思う。

DOTAMAの挑戦概要

フリースタイルダンジョン16

→VS T-Pablow 1st.ROUNDで5:0のクリティカル勝利

フリースタイルダンジョン17

→VS サイプレス上野 2nd.ROUNDで5:0のクリティカル勝利
VS 隠れモンスターACE 接戦の末3rd.ROUNDで4:1で勝利

DOTAMAは地上波であるにも関わらず、1st.バトルからコンプラ(放送禁止用語)吐きまくり

コンプラは減点対象になるそうだが、会場の沸かせっぷりはさすがDOTAMAスキル!といえるところだ。

特にACE戦なんかは、Lilyさんがコメントで言っていたよう地上波大丈夫なのか?レベルのコンプラ数。

この勝負は
1st.ROUND…3:2 勝者DOTAMA
2nd.ROUND…1:4 勝者ACE
3rd.ROUND…4:1 勝者DOTAMA
とDOTAMAもACEにかなりの接戦を強いられた。

といってもACEも相当な実力者なのでこのように成らざるを得ない展開になるのは当然だが。

 

そして、迎え撃つ4人目のモンスターはR指定!!

オーガナイザーのZeebraも「みんなが見たかったのはこの試合なんじゃねーの!?」といっていたよう、MCバトルファンも待ち望んだこの試合。

 

過去3回の両者のアツいバトル、その後UMB3連覇を果たし、MCバトルの世界から引退したR指定。
まさかR指定とDOTAMAのバトルがもう一度見れるとは夢にも思わなかった。

 

このフリースタイルダンジョン18での両者のバトル、過去のバトルを見たことのある人からすると非常に感慨深いものがあったのではないだろうか。

私は、1st.バトルで今までのフリースタイルダンジョンで1番盛り上がったと同時に感動で目頭が熱くなった。
過去のバトルを思い起こすワードが今回のバトルでは織込まれており、二人の歴史がそうさせたのだと思う。

それでは、今回のバトルリリックを見ていただきたい。

DOTAMA VS R指定 リリック書き起こし

フリースタイルダンジョン R指定 DOTAMA

R-指定 vs DOTAMA(1st.ROUND)

 

「R指定」
一年ぶりだな、このセリフ

hey yo yo yo,紅白 除夜の鐘 年越しそば

お前が俺に負けるのも毎年の恒例行事

恒例行事だが驚天動地のスキルで当然勝利頂くのは当然こっちわかるか?

yo 鳴らそうか一足先に除夜の鐘 暑苦しい湘南乃風

 

「DOTAMA」
はいはい 紅白 除夜の鐘 ネタくさいネタくさい

年末に放送されるのが分かってて言ってるこの人

yeah あ~しっかりお勉強してるね ごめんよ

今日は俺が勝つよCreepy Nutsのそのシャツの文字 血みどろじゃねぇかよ

つまり自分の返り血浴びてるな  俺はよけるぜ

ていうか俺の血はまるで紫色 ピッコロのように手がビヨ~ンって伸びて君の首を締めるよ~ん

 

「R指定」
おいおいおいおい 年末に放送されへん これ年始に放送されるんや

お前の方がテレビ側の事気にして汚いやり方ばっかやりやがってあほんだら

噛んでも関係ない適当にやる俺のスキル ターンテーブル

クリティカルヒットするCreepyNutsのTシャツを着てる俺のHIPHOPここで見せるぜ

お前の血が紫?くだらない紫やったら〔コンプラ〕バイセクシャル 俺のライムでくらうよ

 

「DOTAMA」
いやいや違うぜ 俺の血は紫 お客さんは持ってない疑い

だってこんな〔コンプラ〕みたいなラップしてるからな

yeah!Rくん やり合おうぜ でも今日の君のキャリアは下降線 yeah!俺は見せてくぜ可能性

yeah!そしていつもメンタルはサドンデス KREVAに成り代わるんじゃなかったのかよ?

こんなとこでモンスター止まり まるで気軽なアイドルのお泊まりのようだな

判定 3:2 勝者DOTAMA

 

R-指定 vs DOTAMA(2nd.ROUND)

「DOTAMA」
3年前から言おうと思ってたけどさ、人が待ってる間に「エイッ エイッ」って言うのうるせぇんだよ

耳障りだよ ここに来る前にマイクチェックして来い ちゃんと発声法

俺は見せつけるぜ 今日勝利を完全と

そうだぜ まるでACEくんみたいなサンセット見ちまうぜ 今日勝利

そうだな 4年越し 違うぜ3年 てか、4年前は僕に泣き見てたんだよね君もね歴と

 

「R指定」
4年前に負けたけどそっから3回勝ってる お前に偉そうなこと言わせへんぞ

マイクチェック エイッエイッ これが耳障り でもお前の言葉は響かない

蜂と蝶の上でお前に勝った後優勝のフリースタイルしたから 去年の再現ここでやる

ナイトメア 俺に負けて泣いとけや 体温計はゼロ

 

「DOTAMA」
ナイトメア泣いとけやってそれもACEくんが言ったネタだから

ワン・ツー てか3回勝ったって2回しか勝ってねぇじゃねぇか

嘘つき嘘つき こいつのハラワタ黒過ぎ

俺はマイクロフォン一本でやってるぜ

つうか、そのロン毛マジ切れよ ヒゲも剃れや むさ苦しい こんなWackなMC

俺が始めるぜ そんな感じ 苦しめますわ

 

「R指定」
ACEくんが言ったって言うけどお前のライムも大体俺が5年前に踏んでるよなライムばっかしやクソが

俺の足跡の後ろ 歩くか 俺の前やったら風当たらんからいいな

エイッエイッよりもお前の「ワン・ツー ワン・ツー」て言う方が耳障り

パンツー貫通させるイカれたラップ

俺が嘘つき お前の黒ぶち TKよりも葬式の黒ぶちがよう似合っとる

 

判定 5:0 クリティカル 勝者R指定

 

解説と感想

1st.バトルの中で”一年ぶりだな、このセリフ”と切り出すR指定。
この「一年ぶりだな」というワードはUMB2014でDOTAMAが切り出したワードだ。

 

この一言であのバトルを思い返したファンも多いのではないだろうか?

そこから繰り出される二人のハイレベルな攻撃の数々。

2バース最後のDOTAMAの”KREVAに成り代わるんじゃなかったのかよ?”もUMB2014のバトルに絡めたワード。

この1st.バトルは二人にしかできない、二人の歴史が物語る最高のバトルだった。

 

審査員の晋平太は二人のバトルをUMBの司会者として目の前で見ていた。
コメントで「二人の積み重ねてきてるものを共有し過ぎている」と感慨深くかつ感動している感じでいっていたが、それが私同様、二人の歴史がそうさせたのだと思う。

そして、2nd.ラウンドのビート「蜂と蝶」UMB2014でR指定が優勝した際のウイニングラップで使われたビート。

 

二人の放つラインも、流すビートも、歴史を物語る仕掛けが今回はいくつもあり、ファンを魅了する一戦になったのではないだろうか。

 

今回のこのバトルで感じたことはR-指定の無敵さ。
ワードのライン(ストーリー構成)、ライム、しっかり入れるパンチはやはりさすがですね。

オールマイティプレーヤーなR-指定に対して、ロジカルなアンサーとライン、揚げ足を取ってパンチラインに仕上げるDOTAMAも圧巻でした。

 

さて、「隠れモンスターの登場」「DOTAMA VS R指定 因縁の再戦」と今までで一番の盛り上がりを見せたREC4だが、今後の展開はどうなるのだろうか。

正直、出し切った感が否めないのだが。

勝手な期待と予想だが、何点か綴りたいと思う。

期待と予想とおまけ動画

【期待】
1.審査員組の晋平太、ERONE、ken the 390がチャレンジャーorモンスターとして出てほしい。
(※2017/1/3追記、口迫歌合戦にてERONE vs ken the 390バトルが実現)
(※2017/7/13追記、晋平太がチャレンジャーとして参戦&ダンジョン制覇)

 

2.MCバトル引退の強者たちをもう一度見たい!
チプルソ、SIMON JAP、鎮座ドープネス、HIDADDYなどなど。
SIMON JAPなんかはZeebraと仲が良いし、実際に有り得そうな気がする。
(追記※2017/1/3追記、口迫歌合戦にてSIMON JAP参戦)

 

3.サイファーも見てみたい。
モンスター3人VSチャレンジャー3人みたいな豪華なサイファーが見てみたいなと。
特別企画みたいな形でもいいので実現してほしい。
(追記※2016/7/3追記、モンスターズウォーにて実現)

 

4.2WINの二人、T-PablowとYZERRの双子の兄弟対決が見てみたい。
兄弟なのでいつになくプライベートなリリックが飛び交いそうでおもしろそうだ。
(追記※2016/3/25追記、チャレンジャーとしてYZERR参戦、1ROUNDで漢に敗北)

 

【予想】
今後、チャレンジャーとして出てきそうなMCはまだまだゴロゴロいる。
勝手に出てきそうなMCを予想してみると。

DOTAMAレベルの大物として出てきそうなのは今のところ呂布カルマあたりかなと。

他にもNAIKA MC、PONY、CIMA、輪入道、GIL、ふぁんく、SURRY、早雲、スナフキン、GOLBY、ハハノシキュウ、mol53…

…よく考えたらまだまだ強者がいるのでネタ切れってこともなさそうだ。

次回からREC5のスタートとなるが、今までのREC1~4に比べ、番組もどのような仕掛けをしてくれるか非常に楽しみだ。
それにしても、REC4は本当にアツい章だった。

おまけ動画

『STAY STRONG / BOMBRUSH!feat.NORIKIYO, SHINGO★西成 & DAG FORCE』

(出典:BOMBRUSH! - "STAY STRONG" feat. NORIKIYO, SHINGO★西成 & DAG FORCE【Official Video】)

1st.バトルのビートに使われたこの曲。

「UMB2013 GOLBY vs DOTAMA」

「THE 罵倒 2012 輪入道 VS TKda黒ぶち」

のバトルビートとして使用されている。

DOTAMAにゆかりのあるビートとして選ばれたのだと思うが、個人的に印象深いのが輪入道 VS TKda黒ぶち戦なのである。

この二人の対決も今回のDOTAMA VS R指定の様に歴史を物語る対決で感動を覚える対決だった。

私の中でもトップクラスに入る名勝負に使用されたビートなのである。

 

 

『蜂と蝶/SOUL SCREAM』

(出典:蜂と蝶 / SOUL SCREAM)

このビートはJ-HIPHOP界のクラシック。

それがゆえ、バトルビートとしても使われることが多いし、リリックに織込まれることも多い。

「STAY STRONG」はDOTAMAにゆかりのあるビートだが、「蜂と蝶」はUMB2014のR指定が優勝したウイニングラップに使われた曲でR指定にゆかりのある曲となっている。

今回のフリースタイルダンジョン#18は本当に素晴らしかった!!!

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